小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

27年前の年賀状と『巨樹のささやき』

憲法記念日、水俣病、再審法改正、アイヌの遺骨返還、検事のセクハラ訴訟、羽咋のトキの放鳥、14歳のHIMARIさん、「希望の牧場」の吉沢正巳さん、穴水の旧家再生…あのこと、このこと、本のこと、もちろん夫のことも…気になること、書きたいことがたまる一方だけれど

だいじな車検証が見つかって
おまけにいつか読まねばと思っていた「ハガキ」も現れたので
まず、昨日のことから始めよう~~

***

当然、車のボックスにあるものと思い込んでいた車検証でした。
ところが、先日、突如「ムーヴ」が動かなくなる事態に陥って
JAFにきてもらって、バッテリー交換となって
その時はじめて車検証がないことがわかりました。

前回の点検のとき?リコール修理のとき?
ふたりでいくら考えても思い当たらず、連日もやもやしていたのですが

昨日、何気なしに気が向いて、別置きの郵便類を整理していると
その中に「車検証在中」と書かれた封筒があるではありませんか!

どんな事情でそうなったのか、記憶がおぼろげな私たちでしたが
とにかく面倒にならなくて何よりとひと安心しました。

・☆・☆・☆・

晴れやか気分全開で整理を続けていたら
特別によけておいた平成11年の年賀状が目にとまりました。

真ん中には黒いペンで描かれた一本の巨樹、
よく見なければ黒点にしか見えない1~2ミリほどの文字が
その周りをびっしり埋め尽くしています。

3000文字ほどの中に神秘的な巨樹が浮かびあがり
根元にはぽっちりと、小さな「小川」の朱印


「’99年卯のトシ.明けましておめでとうございます。〈平成11年元旦〉今年も何卒ヨロシクお願い致します。どうか.どうか総てに…」


小川祐吾(おがわ ゆうご)さんからの年賀状です。

ああ、ほんとにごめんなさい。
27年もたってようやく…拡大鏡片手に一行を読みました。


・☆・☆・☆・


小川さんに初めてお目にかかったのは
1998年6月28日に金沢で開催された
石川県巨樹の会の10周年記念大会でのことでした。

ネット検索した『巨樹いしかわ第十九号』によれば、
13:50からの大会には全国から240名の方が集まり
17:50からのパーティには80名が参加して
小川さんとはテーブル席でお隣になりました。


巨樹の会の会員でもない私がご縁をいただいたのは
図書館カウンターでたまたま手にした一冊との出会いから。

『かがのと巨樹名木探訪』(田中 敏之/北国出版社/1988)に
町の巨樹が紹介されていることに心動かされて
実際に訪ねてみたいと著者の田中さんに電話をしたこと、
巨樹の会の濱野一郎先生をご紹介いただいたこと

昨年の第一回「町の巨樹めぐり」は大好評で
この四月には第二回「樹齢千年の大椿に会いに」


優しそうな小川さんは
私の話をうんうん聴いてくださって


・・・・・・・・

○○○○様

 先日御約束
   の
 詩画集お送
     り致します。
平成十年七月十日。  
      小川祐

・・・・・・・・


みごとな筆致の半紙が挟まれて
詩画集が届きました。


『巨樹のささやき』(1994年)
(画・小川祐吾/詩・国谷幸生)


表紙の絵は和歌山県の万福寺のビャクシン
巨樹巡行の動機となったのだそうです。

著者紹介には「1945年小豆島生まれ。
一本の巨樹に感動し、87年頃から全国巨樹巡行の旅を
続けるかたわら巨樹をペンで正確に描く作品を残そうとしている。」

封筒にも本の中表紙にも
図書館の誕生日「平成十年七月十日」と私の名が
うねるような、繊細な、それでいて
どっしりした力強い線で流れるように描かれています。


《小川さんが訪ねた巨樹たち》

共和のカシの森(山口県・秋芳町)/青幡神社の大クス(佐賀県・伊万里市)/浄安スギ(岐阜県・白鳥町)/多賀神社の上飯盛木ケヤキ(滋賀県・多賀町)/太田の大トチ(石川県・白峰村)/岩屋の大スギ(福井県・勝山市)/岩倉の乳房スギ(島根県・布施村)/岡中鎮守社の大クス(大阪府・泉南市)/日影のトチの木(山梨県・須玉町)/志々島の大クス(香川県・詫間町)/将軍スギ(新潟県・三川村)/薦神社の大クス(大分県・中津市)/縄文スギ(鹿児島県・上屋久町)/椋本の大ムク(三重県・芸濃町)/玉若酢命神社の八百スギ(島根県・西郷町)/東根の大ケヤキ(山形県・東根市)/松崎八幡宮の大クス(熊本県・熊本市)/阿弥陀スギ(熊本県・小国町)/根岸の大イチョウ(青森県・百石町)/市野々の大クリ(岩手県・軽米町)

*白峰村の大トチは図書館の「巨樹めぐり」(H15)で出逢えました。


《本の巻頭の詩/国谷幸生さん》


「巨樹の根は
大地をしっかり抱き
はるかなる命をささえる
巨樹は動かない
ただ自然の声のまま
悠然とそこにいる
人は巨樹を仰ぎ
その大気に包まれる
やがて巨樹は
根をもたぬ人間に
やさしく囁きかける」


・☆・☆・☆・

今どうしていらっしゃるだろう?
お元気に巨樹巡行をされているだろうか。

ネット検索してみると…
あの年賀状から2年後に
亡くなられたと知りました。

年賀状を読まねばなりません。

「小川祐吾という友がいた。
2000年2月5日、54歳でこの世を去った。
彼は生前こよなく巨樹を愛し、その姿を描き続けた。
そして、幾多の巨樹の画を残し、私との共著、
詩画集「巨樹のささやき」も生まれた。
巨樹の画に込められた「小川祐吾のささやき」を
どうかお聞きいただきたい。
その囁きこそが、彼の永遠の生命なのだ。 国谷幸生」


*『巨樹のささやき』は、全国で宮城県村田町の図書室に一冊のみ

夫が、膝をいためたので…

この歳になると何があるかわからない、何があってもおかしくないと、つくづく実感しています。

この4月だけでも、名古屋、大阪へ、と張りきってテニス行脚をしていた夫でしたが、先週の練習中に膝を痛めてしまいました。テニスLoveの一心で、歩行困難に陥った脊椎間狭窄症を自力で快復、足底腱膜炎の治療の痛みにも耐え抜いた夫…テニスができなければ、畑作業も然り…テニスと畑の作業は連動していることにようやく気づいたと言います。否応なしにおとなしくしていなければならないので、元気づけにとっておきの録画を見ることにしました。


☆『あきない世傳 金と銀 シリーズ3』①~④ いっき見!

☆「時をかけるテレビ~万年時計/江戸時代の天才が生んだ驚異の機械時計〜」
(配信期限)明日5/1(金)午後11:27)

175年前、田中久重が一から手づくりで完成させたという精巧な最高傑作の時計の謎、内部構造が最先端の技術を駆使し、100人に及ぶ技術者によって解明され、復元される過程にくぎ付けになった。からくり儀右衛門さん~すごい!


★YouTubeでもご覧になれます

https://www.youtube.com/watch?v=N35jJKJKRl8

「田中久重(1799.9.18-1881.11.7)は1851年にこの時計を製作しました。彼は江戸時代後期から明治時代にかけての日本の技術者であり発明家で、後の東芝創設者の一人となる等、日本のエジソンあるいはからくり儀右衛門と呼ばれていました。
この時計は天球儀、和時計、二十四節気、曜日、洋時計(時報も)、十干十二支、月齢の7つの機能を備え、ゼンマイで駆動し、一度巻くと巻き直すことなく1年間作動することが可能で、1000点を越える部品のほとんどを彼自身が簡単な道具で製作したと伝えられています。」


☆「あの人に会いたい」~大宮エリー~

https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009072752_00000
(配信期限:5/2(土)午前5:50)

息子と同じ卯年生まれのエリーさん

昨年の「子ども読書の日」の4月23日
49歳の若さで去ってしまった。


たった10分の番組中に、ほんものの笑顔と
頷きたくなることばが連なっていた。


作家、脚本家、映画監督、CMディレクター、
ラジオDJ、コピーライター、画家・・・
そういえば見かけたことがあるような気もするが…
夫は初めてであってすっかり魅了されてしまった。


★エリーさんの「Note」ブログを見つけました

「私、鬱になったことあるよッ!」
https://note.com/ellieomiya/n/n3179aceb1d47  

4月23日に思ったこと

岩手県大槌町小槌地区、吉里吉里地区で発生した山林火災は延焼を続け、鎮火の見通しが立っていないという。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた大槌町。再度の地震の恐れも消えていない。井上ひさしさんの「ひょっこりひょうたん島」や、小説『吉里吉里人』の舞台になった大槌町。

消防団員たちが鍬を手にして土で懸命に消火していた。
雨よ!自衛隊よ!


~・~・~・~


☆4月23日は「世界図書・著作権デー」(世界本の日)
スペインでは「サンジョルディの日」
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2024/04/23/144917


☆日本では「子ども読書の日」です。

2000年に「子ども読書年」が制定され、2002年から毎年、この日に「子ども読書の日」記念子どもの読書活動推進フォーラムが開催されています。各都道府県から選ばれた《こどもの読書推進実践》の優秀な学校、図書館、団体・個人の文部科学大臣表彰が行われます。

 

今年度、津幡町立図書館が再び選ばれたことを知り感慨深いおもいです。
加賀爪に町立図書館が開館(1996年7月10日)して
ちょうど30周年の記念の年にあたります。


☆他にも嬉しいことがありました。
「第29回図書館を使った調べる学習コンクール」(公益財団法人図書館振興財団主催)で、くらちひなこさん(中条小3年)が、2年連続で優秀賞を受賞しました。(全国から12万7456作品の応募、入賞32作品は図書館に展示)

くらちさんの「お姉ちゃんのいねむりバイバイ大作せん!~お姉ちゃんの受けんおうえんします~」はユニークで面白く、家族愛あふれる研究でした。図書館の本で調べたり、実験を行ったりしてまとめられていました。


津幡町立図書館HPの最新情報(令和7年4月)によると、蔵書は166,214冊、電子書籍は2,135冊でした。

 

このコンクールが始まった1997年は、図書館が開館して二年目。
僅か12,000冊でスタートして、ようやく24,143冊でした。

(最終統計の2004年には63,008冊)

将来、このコンクールにチャレンジする子どもたちが生まれることも期待して、
1998年7月の「オープン記念月間」企画に合わせて開催した「図書館を使った調べる学習コンクール」入賞作品展はその後も好評の恒例展示として定着しました。

 

☆23年前の表彰のことも懐かしく思い出されます。
開館してから僅か7年、みんなに祝福されて大喜びの図書館でした。

https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/04/16/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/04/22/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/04/23/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/04/24/000000

 

☆2003年春の「図書館だより」で
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2024/08/26/145147

さまざまな出会いが生まれた【床面積357㎡】の図書館を
どうぞ覗いてみてくださいませ。

テニス~山桜~春のコンサート

昨日、Ⅿ7.7の地震速報、津波警報!震源地は三陸沖。
俱利伽羅峠の八重桜を見に行くどころではありません。

テレビの前にくぎ付けになりました。

原発関連施設に異常が確認されないとの報に胸をなでおろしましたが、これが前震でないことを祈るばかりです。


🎾~🎾~🎾


今日は雨の心配は消えて青空が広がり
昨日の異常な暑さもおさまって
爽やかなテニス日和になりました。

運動公園のテニスコートには
のどかなウグイスの声もきこえます。

すぐそばの雑木林の小さな丘は
はっとするような春色です。

新緑、黄緑、淡いのや濃いのや
ありとあらゆる緑に囲まれて
いつのまにやら若木のヤマザクラが
あっちこっちから艶然と姿を現しています。

赤茶褐色の装いで登場の、大小10本!

美しい幻想的な舞台に
ゲーム中にも(関わらず!)
つい見惚れてしまった私


Toshiさんのようにささっと水彩画に描きたいけれど
私には無理なので、目と心に焼きつけました。


そういえば、二日前の日曜日も快晴でした。
協会の練習に女性だけでも16人も集まったそうです。

「ママはなぜ来なかったの」と口々にきかれました


🎵~🎵~🎵

その日はね~

《石川県森林公園 わくわく森林ハウス》で
「第11回 カンタ・マードレコンサート」


森林ハウスの駐車場は満車状態だったので
近くの「石川動物愛護センター」の駐車場に車を停めて

おおぜいの「マードレ」ファンが集って
懐かしい歌曲に耳を澄ませた。


2007年に結成した
「カンタ・マードレ」(イタリア語で“歌うお母さん”)
(Sop.水野裕美子さん Alt.宗田眞知子さん Pf.広瀬文江さん)


ガラス越しに広がる背景には
風にそよぐ新緑の樹木たち

「透きとおった風がざあっと吹いて…」

いつぞやの井上ひさしさん案内の
Eテレ「百年の光芒」の
賢治さんの不思議な世界に浸りながらね。


♫~ ♫~ ♫~


童謡や唱歌、金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」
やなせたかしさんの「ひばり」「すてきなおじいさん」

はやくはやくおじいさんになりたい
はやくはやくおばあさんになりたい

(子どもたちのきもち~なるほどね~)


「野口雨情メドレー」や
フォスター、メンデルスゾーン・・・


最後に、平成7年の被爆50周年記念合唱曲
「千羽鶴」(作詞/横山 鼎、作曲/大島 ミチル)


(1)
平和への誓い新たに
緋の色の鶴を折る
清らかな心のままに
白い鶴折りたたみ
わきあがる熱き思いを
赤色の鶴に折る


(2)
平和への祈りは深く
紫の鶴を折る
野の果てに埋もれし人に
黄色い鶴折りたたみ
水底に沈みし人に
青色の鶴を折る


(3)
平和への願いをこめて
緑なる鶴を折る
地球より重い生命よ
藍の鶴折りたたみ
未来への希望と夢を
桃色の鶴に折る

未来への希望と夢を
虹色の鶴に折る


♡全国から歌詞を公募して制作された曲。
平和への想いをどうしても伝えたいと
長崎市から楽譜もいただいて♡

新しい免許証で…&『いのみら通信』春のたより

6日、もよりの自動車学校で認知機能検査&高齢者講習を受けることができました。
「すぐに予約を」の注意を見て見ぬふりしてぐずぐずしていたために、誕生日を過ぎ、免許証の期限切れが間近に迫ってしまいました。

 

「時計ははずして!」
「カバンは横のフックにかけて!」
「そのメガネケースもしまって!」

大きな声で注意を受けるのを聞いていたら、私まで緊張が高まりました。

記憶テストは、ブロ友さんたちの体験談からしっかり学んでいたので順調だったものの
なんとまあ、時刻を1時間書き違えるというありえないへまをやらかしました。

前々回の時に絶賛された動体視力は
前回は「普通」になり、今回はとうとう「劣る」に!

運転の方は問題なく通過して、ぶじに証明書をもらって
翌日には、さっそく免許センターで更新手続き完了。


実は、駐車場で車を停めて、免許センターに渡るとき、びっくりすることがありました。前を歩いていた男性(同世代か、二つ三つ上か)が、段差を踏み違えて、車道へ勢いよく転倒したのです。

手を突くこともできなくて、顔面からかなり流血しているので驚いて駆けよりましたが
大丈夫ですとつぶやいて駐車場に戻っていきました。

歩いていても何が起きるかわからない、ましてや車は、と気を引き締めました。

 

ともかくも、これからの三年間、
図書館やスーパー…町内や近隣の安全圏内で
行きたいところ、必要なところへ、
自由に動けるのがうれしいです。


***

その新しい免許証を携えて
今日は運動公園のテニスコートへ出かけました。
坂道の桜並木はもうほとんどが葉桜になってましたが
はかなげな淡いたたずまいもなかなか美しい・・・


今日は「婦人テニス」(男性も混じっています)でした。
汗ばむほどの陽気でしたが、風が強くて、珍プレー続出。
上手くいっても、失敗しても、
なにもかも風のせいにしては大笑いしました。

プレーをしているとき
空中を旋回していた大きなカラスが
何かくわえて森へ飛び去るのを目撃しました。

ベージュ色の「長方形」のモノ?

ベンチに置いてあったバッグから抜き取ったようですが
何をぬすまれたか誰もこころ当たりがなく、謎のままでした。

 

(明日は雨予報~まっちゃんテニスは中止かな)


***


郵便受けにスウさん発行の『いのみら通信』(No.120)!
ほやほやの「2026年 春の便り」です。

ゆうびんやさんは、まあさんかな、スウさんかな。


「…personal is politikal,

個人的なことは政治的なこと、とつくづく思っています。
政治と無関係で、誰も生きられないですもんね。」

冒頭の言葉、ほんとにそうだー。


★ご希望の方は、下記に連絡を (10号分送料/1,000円)

〒929-0323 河北郡津幡町津幡ケ21-17
Eメール sue-miz@nifty.com
☎ 076-288-6092  

『てのひらごよみ』と読書会のこと

ブログのご縁でつながって、
思いがけなくたくさんの方から
お祝いメッセージをいただいたり
☆マークをいただいて
感謝しています。

「今」をいっそうだいじにしながら
これからも自分らしく生きていきたいと
あらためて思いました。

みなさま、
ほんとうにありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日はスウさんを囲んで読書会「詩をたのしむ」でした。

『てのひらごよみ』(水野スウ・絵と文)をそっとのぞくと

https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2022/04/16/211135
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2025/09/12/023643

50年前の【4月9日】は、なんてかわいい~~
マッチ箱から顔をのぞかせるタンポポです。


「空のマッチ箱に
四月の陽気な空気を
いっぱいつめました。
野原にでかけて
シュっとひとすり、
クルクルクル
タンポポ花火がまわりだします。」


そのスウさん、、、8日の夜、国会前のと連動して金沢駅前の緊急平和アクションに参加したそうで、1時間のスタンディングで20人くらいの人がスピーチしたと、リンクの「紅茶なきもち」ブログにも。


ーー津幡からきました。今日、家に来た人が、めっちゃおもしろいデモ見た!って興奮して言うので、探してyoutubeで見ました。

♪がんばれがんばれNHK、報道してよNHK、空から撮ってよNHK、受信料払ってるよNHK、って言ってた。それを澁谷のNHKでね、してた。

そうだよね、たくさん街に出て声上げてても報道されてないもんね。

前から、デモに行くとき持ってくプラカに何って書こう、のワークショップしたいと思ってたけど、それ、今日しよう、って思って、2枚描いて、出来立てのをここに持ってきました。

ホルムズ海峡で、9条ふんばってがんばったよね、もうボロボロだけどすごい仕事してる。だから「ふんばる憲法 希望はけんぽう」って書いた。

今ね、戦争反対って言うとネットでバッシングされるとか聞く。でも、その言葉いつ言うの、今言わないと、って思ったから、もう一枚のプラカには「いつ言う NoWar 今でしょNoWar」って描いた。

大きな力が私たちを一色に染めようとする、国と一つにさせようとする。そんなのはいやだ、だから私は言うよ、いつ言うNoWar 今でしょNoWar。ーー

100均で見つけたというペンライトも見せてくれました。

ところで、昨日の読書会では
きりりんさんが見つけてくれた新刊の絵本『好きがいっぱい』

谷川俊太郎さんと西加奈子さんの
行ったり来たりの往復書簡です。


おかしのおとおいしいのおはおんなじかな~
おかあさんのおとおならのおは~?


途中から窓越しにのぞいていた中学生の女の子が
飛び入りしました。おばあさんたちはもう大歓迎です。

まれにみる清々しい彼女のおかげで
幸せなきもちに満たされた私たちでした。


☆*☆*☆


読書会「宮沢賢治を読むつどい」のことも。


(1)3月は『宮沢賢治全集 8』(ちくま文庫)の「注文の多い料理店」でした。

自己申告で、紳士や山ねこ、犬や猟師になって、ワークショップ形式でわいわい楽しみました。私はナレーター⑤を選びました。終わってから、予約してあった町内の和食のお店で初ランチ会(1500円)、細川律子さんを囲んで座席抽選も好評でした。

(2)4月の読書会では、いつものように「星めぐりのうた」、『注文の多い料理店』の序文(・・・これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです・・・)から始まって、「月夜のでんしんばしら」と「鹿踊(ししをど)りのはじまり」を、順に一頁ずつ朗読しました。目と耳で読むと、選びぬかれたひとつひとつの言葉に、賢治の童話の抜きんでた楽しさ、おもしろさに、あらためて気づかされます。

なれぬ方言にひっかかって大笑いしたり
鹿になったり、嘉十の気もちになったりして

苔の野原の夕陽の中で
すきとおった秋の風から聞いたという「鹿踊りのはじまり」

風が語る「鹿踊り」の
本当の精神を味わいました。


・・・・・・・
・・・・・・・

すすきの野原を歩き疲れた嘉十は、ひとやすみして栃と栗の団子を食べたらおなかがいっぱいになって、栃の団子をほんのちょっと残しました。

“こいづば鹿さ呉(け)でやべか。それ、鹿、来て喰(け)”

とひとりごとを言って、うめばちそうの白い花の下に置いてまた歩き出しましたが、忘れ物をしたことに気づいて引き返すと…
5,6匹の鹿が、大きな環をつくって、ぐるぐるぐるぐる…

嘉十が置き忘れた正体不明の「もの」を、こわごわとり囲んで興味津々です。


「うんにゃ、危ないぢゃ。も少し見でべ。」

「生ぎものだがも知れないぢゃい。」

「なじょだた。なにだた。あの白い長いやづあ。」

「縦に皺の寄ったもんだけあな。」

…びくびくしながら、順に、そろりそろり近寄ってを繰り返し…

おしまいの一匹が、とうとうくわえて戻ってきて
きっと、干からびた大きななめくじだということになりました。


「さあ、いいが、おれ歌、うだふはんてみんな廻(ま)れ」


「のはらのまん中の   めっけもの
すっこんすっこの    栃だんご
栃のだんごは      結構だが
となりにいからだ    ふんながす
青じろ番兵(ばんぺ)は   気にかかる
  青じろ番兵は      ふんにゃふんにゃ 
吠えるもさないば    泣ぐもさない    
痩せで長くて      ぶぢぶぢで
どこが口(くぢ)だが  あだまだが
ひでりあがりの     なめぐぢら。」


“走りながら廻りながら踊りながら、
鹿はたびたび風のやうに進んで、
○○を角でついたり足でふんだりしました。”


正体不明の○○は、ほんとうになめくじ?
お団子はどんな順に食べたでしょう?


★ありがたいことに
宮沢賢治の作品は「青空文庫」でも読めるのです。


ところで、
先日は大阪の住宅地に鹿出現で大騒ぎ。

「どこからきたの」「どうしたいの」

嘉十のように鹿の言葉がわかったらね~~  

母を想う日

今日は母の誕生日です。
数え年33歳で、私と弟を残して
逝ってしまったシズヱさん。


母より長く生きる!


その目標にはとっくに達し
ちょうど一週間前は
私の誕生日でした。


80歳だね。
よい80歳の一年になりますよう。
お母さん、よい一日を。


子どもたち三人から次々に
お祝いメッセージが届きました。


「じいじと一緒にテニスもしたし
能登から移住したご近所さんから
行者ニンニクをいっぱいいただいて
天ぷらにしたら美味しかったし
図書館で「金子文子」の本も借りたし
(小さな図書館時代からの蔵書)
ブロ先輩のmiyotyaさんにならって
お祝いのショートケーキを二つずつ」


ようやく憧れの80代!です


元気な夫を身近なお手本にして
いろいろ忘れたり、のろのろ鈍くても
だって80なので~~と
大威張りで


忙しい若い世代の人たちにかわって
政治のこと、世の中のこと…
おかしいことはおかしい、
変なことは変だと、
声をあげよう~

 

☆年代は違うけれど…同じ誕生日のヒロくん、ゆきこさん、ブログ友のAさん

一週間おくれですが……Happy birthday  !

☆今年もひろこさん手作りの素敵なカード!テーブルの上に飾ってあります。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。