小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

「こどもたちの詩~こころのたからものにであうとき~」in津幡展&「昆虫を探そう」お知らせ

7/31(水)森林公園より「昆虫を探そう!」のお知らせポスター。

8月11日(日)早朝5時~親子先着20組募集・・・カブトムシ!クワガタ!虫かごが要りますね(お問合せは288-6449まで)

☆県立図書館のロビー展「こどもたちの詩~こころの たからものに であうとき~」の資料をそのまま借り受けて開いた「in 津幡展」は、展示中に貸出した本も全部戻り、明日の協力車で返却します。一冊ずつ丁寧に確認して…

34年前に出版されたマルシャークおはなしの詩『おひげのとらねこちゃん』は「おばかさんなこねずみ」や「りこうなねずみ」、「おばかなこねこ」たちが愉快に生き生きと登場して、丁寧に描かれた昔風の絵が温かい。
ロバート・フロストの『白い森のなかで』は、静かな詩とスーザン・ジェファーズの繊細な、神秘的な絵、20年前の本です。
12年前に出版された、まどみちおさんの『わまわし まわるわ』は、日本語の音が飛び跳ねて、う~んとうなるほど楽しくって、一人だけで読むなんてつまらない!誰でも好きな「タンポポ」…「でも どうぶつたちは タンポポの ことを タンポポとは いいません」…イヌは?ウシは?~タニシは?カエルは?・・・スズキコウジさんの絵の斬新なこと!
そして、フランスの子どもの詩『ほんとだよ!』の伸びやかさ!

県立図書館の展示がきっかけで、思いがけずステキな宝ものに出会え、自館の蔵書を考える機会にもなります。展示目録まできちんと揃っているのもありがたいし、何より、町の方たちが地元での展示を喜んでくださるのが嬉しい。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。