小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

第29回手づくり絵本・手づくり紙しばい作品展&クリスマス絵本のじかん&「探美 今利休になろう」

12/16(火)☆今日から「第29回手づくり絵本・手づくり紙しばい作品展」が始まりました。全部で65点、ダイナミックな作品や細やかな作品、不思議な作品や心優しげな作品…世界にひとつしかない絵本たちです。津幡町からは能瀬の田中佑佳さん(12歳)の『宝島へ』、奥野友子さんの『キーちゃんのおねがい』の作品も展示してあります。

今週の土曜日にはクリスマスにちなみ〈Xmas 絵本のじかんプレゼント〉です。絵本クラブのメンバーによる絵本、わらべうた、パネルシアターに加え、辰巳丘高校図書館司書の横長さんとの出会いがきっかけで、素敵なお客さま(演劇部の3人の生徒さん)が参加してくれることになっています。

また、数年前より温めてきた企画、手づくり作品の製作者紹介!をいよいよ実施することになりましたが、今年は珠洲輪島市からの作品が半分近く占め、わざわざ津幡までというのは無理かもしれませんね。ご都合がつく方はぜひご参加ください。

福井県武生市で意欲的な文化活動を展開している「武生ルネサンス」のポリシーは〈幸せは人を恋い、友と語らい、思わぬところに美をみつけ、自らも美をつくり出すこと〉…北陸中日新聞によると、先月「探美~今利休になろう」の催しが福井県武生市で開かれたとのこと。錆びた空き缶、自動車のマフラー、たまご焼き器など、飾られる美の範ちゅうに入っていない物ばかり集めて〈花入れ、あるいは造形として見立て、用の美を生み出した工夫〉も面白そうですね。

「武生ルネサンス」が平成6年から毎年発行している人気の『絵暦』、今年は〈武生の路地篇〉です。ふるさと再発見の収益が市民活動の豊富な資金源となっているそうです。(高校時代からの友人・三木さんからの情報)

☆明日は9:30~太白台小5年生3名のボランティア活動、11:00~「絵本のじかん」、午後は「県立図書館協議会」、夕方から選書作業…。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。