小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

二日目の作業&書店の閉店の背景にあるもの(視点・論点)

2/17(火)休館

☆一般、児童、絵本、書庫・・・「ピッ、ピッ」と、点検の確認音が聞こえます。
午後になって3時間程、津幡中学校の司書の山嶋さんも体験参加。児童書の棚を担当しました。一冊一冊手にとってみることで、気づかなかった本に出会う機会も生まれます。楽しかったけれど、大変~との感想。確かに重労働!かなり体力が必要です。

☆さて一方、全体の進行を確かめつつ、2002年春から取り組んでいる「ブックスタート」の経過報告や新年度に向けての構想をまとめたり、図書館の選書方針を文書化する仕事にも取り組んでいます。

『公立図書館の任務と目標 解説』(日本図書館協会)に「資料は、図書館の責任において選択され、収集される」と明示されています。が、理念として方針を持ちながらも成文化するのはなかなか難しく、河北郡部会の研修テーマとして「選書」を提案、昨年7月14日には岸本衆志さん(前県立図書館長)を講師に研修会が開催されました。

図書館の自由に関する宣言/1979年改訂)】(事務所入口に掲示)を根底にした資料収集、しかも社会の動きを敏感にキャッチする柔軟で責任ある姿勢で臨むことの重要性などについて確認し合いました。

[第1]図書館は資料収集の自由を有する。
[第2]図書館は資料提供の自由を有するetc.

更に広く理解を得るためにも、今求められている〈資料方針と選択基準の成文化と公開〉を急がねばなりません。

☆昨夜のNHK視点・論点で書店の閉店と万引きの関係について永江朗さんが論じていました。大型古書店の増加や社会全体のモラルの低下、またカメラ付き携帯電話による情報万引き、それに伴い防犯監視機能を備えたICタグの運用が始まり、本と私たちの接し方そのものが大きく変わろうとしているとの警告でした。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。