小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

テニスコート再開の日に

緊急事態宣言の全面解除‼で、以前とは違うけれど、少しずつ以前の日常が戻ってきました。津幡町のテニスコートも再開しました。屋外テニスは3密のないスポーツ、一律に制限するというのはどうなのかと言いながらも、ちゃんと言いつけを守ったテニスなかまたち。2カ月ぶり!です。無事に、元気に、再会できたことを喜び合いました。
申し込み時にはマニュアルに従って熱チエックも受けました。ついでに体重チェックがあってもいいかもねぇ、とにぎやかです。


「新聞、見ましたよ~。」「あれって、ママのおうち?」
「あの図書館、子どもが小さいときよく行った~。アットホームな図書館だった。」

そのお子さんはもう23歳になったとか。そんな大きなお子さんがいるとはとても思えないお母さんやら、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、みんな若い!!
パセリを袋いっぱいもらって、ステキな薔薇ももらって、るんるん気分で家に着くと!

 

静岡の田代さんからこんなメールが届いていたのです。

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万歳です!昨夕はパソコンのインターネットが通じない状態だったので、寝る前にもう一度検索して見事!!閉館前の忙しそうな前田さんが見えるようでした。お気に入りに登録したので、今日はゆっくり小さな図書館に訪問できますね。嬉しいです。ありがとうございます。

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私も嬉しくてたまらない。『ひと言・人・こと』復活を真っ先にお知らせしたけれど、なかなかたどり着けなくて、先週も「また、途方にくれているの~」とため息ついてた田代さんでした。性格がおっとりしているので、あなたは途方にくれるなんてことはないでしょと、いつも友人たちに言われているんだとか。これまで「途方にくれた」のは、私が館長職を退くと知った時…。

ある夏、18切符で!はるばるセンス・オブ・ワンダーの図書館に会いにやってきた田代さん。小さな図書館の『ひと言・人・こと』から始まった出会いの物語は、今なお続いています。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。