連日、テレビ、新聞で、ミャンマーの惨状が報道されている。日を追うごとに犠牲者は増える一方です。2月1日の朝のクーデターの始まりの瞬間を偶然とらえたという衝撃的な映像を見て以来、私の心には棘が刺さっている。
『天上の葦』にあった言葉のように、まだ、その時は小さな火に過ぎなかったかもしれない。さまざまな思惑が絡み合い、国際社会が静観、傍観しているうちに、もうミャンマーだけの問題ではなくなってきている。
昨日のETV「こころの時代~独房で見つめた自由」(2018.1.28初回放映)で、ミャンマーの人権活動家、外科医、作家のマ・ティーダさんを知った。2017年12月に国際交流基金アジアセンターの招きで来日、上智大で「良心の囚人―独房から心を解き放つ」の演題で講演された。
番組は、2013年にマ・ティーダさんと知り合い、親交を重ねてきた道傳愛子さんが、6年間の獄中生活を支えたもの、ミャンマー民主化への願いについてインタビューしている。軍事独裁政権に抵抗する民主化運動で捕らえられ、懲役20年の刑を宣告されたマ・ティーダさんの過酷な獄中生活、最終目標は全ての人の「自立」!
上智大での講演内容とインタビュー記事全文が、ネットで公開されていました。
「マ・ティーダ」で検索して、どうぞお読みくださいますように。