二週間前、図書館から帰ろうとした時、新着本コーナーに並んでいた黄色い表紙!に思わず足がとまりました。
11月半ば、他館からの相互貸借の形で手にした絵本『おりこうなビル』(2011年/童話館出版)。相互貸借の手続きの過程で図書館スタッフの目にとまり、購入判断がなされたならば幸いと思いつつ、【2021.1.13】受入れ印の新着本をあらためて借りました。
―おばさんからお泊りにいらっしゃいとお誘い手紙が届いて、女の子はああでもない、こうでもないと、お気に入りの宝ものたちを旅行カバンに詰め替えしているうちに、よりによって!入れ忘れられてしまった兵隊さんのビル…でも、走りに走って…列車を追いかけて、力のかぎり走って…おりこうなビル!!
手描き風の文字も、雑っぽい絵もなんとも言えない温かみがあるのです。
ユカさんのブログにあったとおり、「子どもの心の奥を描いた優れた絵本」でした。
《鶴来町からセンス・オブ・ワンダー》(2020.9.8)にコメントくださったのがご縁となって、それ以来、こうしてユカさん紹介の絵本たちを次々とたのしんでいます。
(二週間の期限が来て、昼頃、図書館へ返却に出かけて、ラッキーでした。突然の霰、雷雨、強風…で、悪天候の午後でした。)