《去年の春からのお篭り生活も、二年目に入りました。
未知のウイルスの正体が少しわかってきたとはいえ、
まだまだ収束は遠いように思えます。
スペインからの体験報告、
近しい人たちに読んでもらっています。
大切な人たちと共有できて嬉しいです。
「誰かに伝えたい、共感したい、考えたい」その想い、
ずっと変わらず、根底に流れ続けていますよ。
過去に戻って思い出に浸ったり、新しい情報を得て楽しめたり、
色々な人の想いに共感できたりと、
私にとって、なくてはならない「小さな図書館」です。
書いてくださって感謝しています。これからも応援しています。》
こんな嬉しいメールを送ってくださったのは、
最後の『ひと言・人・こと』の朝、事務室の窓からトントン…して、
手づくりの文庫本カバーをプレゼントしてくださったHさん。
図書館色の布に四つ葉のクローバーの刺繍。
私のお気に入りのブックカバー!
今もだいじに使っています。
宮部みゆきさんの本だったり、向田邦子、城山三郎、宮本常一、中野重治、、、、
今は、山頭火。
図書館を通して出会ったHさんとのつながりは、
スペインに住む友人との出逢いへと繋がり、
その出逢いは、また次の、奇跡とも思える出会いへと、
次々につながって…。
偶然のようにみえるけれど、一つひとつの出会いには、
何か意味があるような気がしてしかたがありません。