2002年9月14日の『ひと言・人・こと』に紹介したのは
今は書庫に眠る、向井千秋&向井万起男夫妻の共訳
『4001の願い』(2002.5/文藝春秋)。
アメリカに住む千秋さんが偶然出会った『the wish list』の
素晴らしさに万起男さんもビックリ仰天して、
一年以上かけてできあがった本。
「突然、本をお送りする失礼をお許しください。…
私達夫婦が共同で翻訳した新刊本です。図書館をご利用
なさる皆様が読んで下されば幸いと思っています。…」と、
全国の図書館(全館ではありません)に送られてきた寄贈本です。
年齢は10歳から100歳までの人たちの、
ささやかな、容易に実現できる目標や
壮大な希望、空想、夢が並んでいます。
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【1】何でも一度はやってみる。
【2】ノーベル平和賞受賞。
【3】大ヒット映画に出演して、一躍大スター!
【4】世中の内戦と宗教戦争を終結させる。
【5】自分が書いた「読者からの手紙」が新聞に掲載される。
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【4001】自分の願いが間違っていないか気をつける。
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バーバラ・アン・キプファーさんの原著には
約6000の願いがリストアップされていたそうですが、
日本語版を出すにあたって精選し、
新たに、【私たち夫婦のお二人のthe wish list】200を追加。
そのやりとりのなんとも絶妙!ほほえましいさ!
千:二枚舌で生きていたくない。
万:必要な時は平然と嘘をつく勇気を持ちたい。
千:いつもニコニコしていたい。
万:ニヒルな男と言われたい。
千:地球をくまなく歩いてみたい。
万:一度でいいから、宇宙から地球を眺めてみたい。
千:いつも、体の中に熱い血が流れていると感じたい。
万:いつも、頭の中をクールにしていたい。
千:いつも生き生きとした夫を見ていたい。
万:女房より先に死にたくない、、、
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この本は、あなた自身の”願いのリスト”を作るための
便利な道具、、、
幸せとはいったいどういうことなのか、
本当に大切なものとは何なのか、
気づかせてくれる…。