小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

2020東京五輪が始まった…

23日の夜は、「2020東京五輪」開会式。
若くない友人たちの多く、もちろん夫も、
遅い時間までとても起きてはいられないと早々に就寝。

開会式直前までゴタゴタ続き。
7年かけた構想の成果は?
私たちの税金はどのように使われた?
私は冷めた気持ちで最後までおつきあいした。

舞台裏の工夫も苦労も演出内容も、
例えば、クライマックスの聖火台についても、
日本で開催されるというのに、
事前情報はほとんど知らされていない。
海外の友人から尋ねられても答えられない。
開会式参列者は?経済人?政治家?
イチローさん、伊調馨さんらアスリートは?

* * *

天皇陛下の「記念」開会宣言。
MISIAの新鮮な君が代
各国の選手たちの弾ける笑顔。

心に残る光景もあった。

* * *

アスリートたちにはなんの罪もないのに、
五輪そのものが心から喜べないイベントになってしまった。
夜空を飾る花火たちさえ地球高温化のタネ?!と気にかかる。

今日は三日目、酷暑に加え、湿度も高い。
日本の夏に慣れない選手たちには耐えがたい。
熱中症の選手も出たという。

特にテニスは長時間の耐久レースと同じ。
ジョコビッチ選手から時間変更のクレームがあったというのも頷ける。

* * *

コロナ感染拡大の五輪とならないことを願うばかりである。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。