(その六)を書く前に、
一昨日切り抜いておいた、文化の日、憲法公布の日の中日新聞社説。
ショパン国際ピアノ・コンクールの話題から始まって、憲法の理念へと。右傾化や軍事化が進み、権力者がもはや民主主義的な統治を放り投げている。あらゆる分野に権力の介入や圧力が及んでいる。政治家が国民を侮り、いつの間にか、3S(説明しない、説得しない、責任をとらない)、3K(真実を~語らない、隠す、改ざんする)がまかり通っていると指摘している。《愛と平和と「紙鍵盤」と》の見出しがぐっとくる。
《3S+3K》、流行語大賞候補に入ってもいいのにな。
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「来年の参院選と同時に改憲を、と維新はいいはじめてる。
緊急事態条項を憲法にますます書き込みやすい今の状況に、危機感つのるよ。」
リンクしているスウさんのブログ【紅茶なきもち】が訴えている。
「政府を信じられる人は、政府は私たちを守ってくれるもの、政府が国民にひどいことするわけないって思ってるんかもしれない。でもこの7、8年、政府がしてきたことよく見てほしいよ。」と。
地方の無所属を掲げる議員のほとんどが実はれっきとした与党です。多数を占める与党議員たちは身内批判をすることはない。党の指令にひたすら従う。その地方議員たちが地盤の支援者たちをがんじがらめにする。ひょっとして新しい風が吹くかも~、どうか吹いてほしい~と願うけれど、地方に行けば行くほどに強固なこの構図をくずすのは容易なことではありません。民主主義を阻む壁…。
「衆院の改憲勢力は完全に3分の2を超えた。来年は参院選。まだまだ伝え続けないとね。投票に行くことの意味、緊急事態条項を憲法に書き込むことの危険さなどなど。一歩一歩だね。なげたらいかん、なめたらいかん。トントンカチカチ、壁をくずそう。」
そうです!そうです!!トントンカチカチ・・・
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スウさんのサクラ色とメロン色の憲法ブックレット
『わたしとあなたの・けんぽうBOOK』(2015.8)
『たいわ・けんぽうBOOK+』(2018.9)
なぜ改憲に反対しなけらばならないのか、
わかりやすく書かれています。