小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

『イマジン』の世界をおもう

「すべて米国の侵略戦争から始まった」
イラク正常混迷20年」

一昨日の中日新聞の二面はこんな大きな見出しでした。
つい先日、別サイトの小さな図書館の『ひと言・人・こと』から移行した記事は、20年前のちょうどその頃のもの。
図書館のカウンター周りで静かに「イマジン」が流れ、本を借りる方たちがふっと耳を傾けていらっしゃる様子、つい昨日のように浮かびます。

https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/03/16/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/03/19/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/03/20/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/03/25/000000


そして、春分の日の昨日、「ピースウォーク金沢」では
その「イマジン」がさまざまな言語や手話、フラダンスで表現されたそうな。
「あつまって えがおに なろうよ」をテーマに、
想像力を広げ、国や立場の異なる人たちの
平和の願いに思いを馳せたとありました。

***

2011年のピースウオーク【Without nuclear】に参加したことがあります。
原発を今すぐ止めても停電しない、しかも節電の必要すらないのだと

《この夏、脱原発の風を起こしませんか?》
《えっ?足りてたの?》《節電お見舞い申し上げます》

楽器を奏でたり、思い思いのプラカードを手に
市民たちの平和の行進でした。

***

WBCの盛り上がりも、侍Jの劇的勝利の感動も
医師、消防士、電気技師、営業マン、教師、会社員、学生…
チェコの多彩な兼業選手チームにわくわくするのも

「平和が保たれている世界」にいればこそ。

― ☆ ― ☆ ― ☆ ー

想像して…

国なんてないんだと

殺す理由も死ぬ理由もない
そして宗教もない

すべての人々が
ただ平和に暮していると

みんな兄弟で
すべての人々が
世界を分かち合っていると

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。