小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

ご褒美は☆1454ポイント☆

5月22日(月)から28日(日)まで、金沢市城北市民コートで、北國ベテランオープンテニス選手権大会が開かれました。ベテランJOP対象大会ということで、35歳以上の選手が全国から集まりました。

・・・ネット情報によると「ベテラン大会」とは・・・

*35歳以上のプレイヤーのみが出ることのできる大会で、その最高峰が「全日本ベテランテニス選手権」。40代、50代、60代、70代、80代、5歳きざみでそれぞれの年代の頂点となる「日本一」を決める大会です。

*ベテランJOPのポイントを得られる大会は、A、B、C、D、E1・E2、F1・F2と大会のグレード分けがされています。

*競技としてのテニスの楽しさを極めようと大人のテニスプレイヤーが、実力を競い合う場として目指す「全日本ベテラン選手権」。こちらの大会を目指して、練習をし、メンタル、フィジカルを鍛えるなどの並々ならない努力を重ねている選手たち。遠方の大会であれば、交通費、宿泊費などもかかります。コーチなどだけでなく、一般の会社員プレイヤーも多く、大会へ出場するためのスケジュールや管理能力も問われます。そうした意味では、ベテランテニスはマネジメント能力も問われる、大人ならではの大会といえるでしょう。

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そうか、夫は大人なのか~とあらためて見直しましたが、もっとのんびりテニスを楽しんでほしい、こんな大変なテニス行脚はそろそろ終わりにしてほしいと心底思います。

明人さんとダブルスのペアを組み、どんなに負けてもへこたれません。四国、東北の大会にも楽しそうに出かけ、2年がかりでポイントを獲得して、2015年、憧れの「第77回全日本」に初出場という快挙に大喜び、2組の夫婦で出かけたのも今となっては懐かしいです。明人さんが闘病の末にこの世を去り、今、夫はシングルスのみ。ジュニアのコーチの傍ら、その練習や試合の合間を縫うようにして、四国、関東、関西と…1回戦敗退したり、優勝したり…その中で、テニスを愛するすばらしい方たちとの新たな出逢いも生まれました。

夫の年代は25日(木)が初日でした。熱中症の一歩手前をどうにか切り抜けて、26日、27日と勝ち進み、28日は決勝戦。熱戦の末に優勝でき、念願の全日本への出場権が手に入りそうです。

地元開催というのはプレッシャーも相当なものでしょうが、地の利もたくさんあります。特に、連日のテニス仲間のみなさんの応援はどんなに励みになったかしれません。明人さん(の写真)も駆けつけて…。福井から連日通ってくださった親友…。

2年前、脊椎管狭窄症で手術直前という危機もあった夫です。奇跡的に快復しましたがまだまだ安心はできません。いろいろなことに気をつけながら、念願の全日本に再び参加できますように。友人たちは、応援ツアーをしようかなどと言ってくれます。

昨日は雨の一日、ふたりでゆっくり休養。久々にブログを開きました。


・・・娘、息子たちからは・・・

80年間以上生きてきた、いろんな人生経験のある人たちがこうやって日本全国から集まって、応援にきてくれる奥さんがいるラッキーな人もいて。さらに地元だからってじーじの気合いの入れ方もすごそうで、何だかじーんときてしまうよ。

おとーさん優勝おめでとう。スポーツ、田んぼ、映画、いいね。平和だよ。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。