昨日、投稿しそびれた記事です。
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4日前の新聞に、後楽園ホールでボクシングの試合を観戦する袴田さんの記事があった。10年前には「袴田シート」に座り、リングに上がって手を挙げていらっしゃったが
今回は車いす。かわって姉のひで子さんがあいさつされたそうな。
今朝も小さな記事が目に留まった。袴田さんの無罪を訴え続けてきたプロボクシング協会「袴田巌支援委員会」が世界ボクシング評議会(WBC)から表彰されるとのことだった。
一ヵ月前に友人のSさんから届いたメールがある。
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『主よ、いつまでですか』読み終えました。
この本が92年に出版、この時すでに逮捕から26年、
さらにそれから32年後の今年無罪確定。
30歳だった袴田さんが88歳に。
何という長さでしょう。
最高裁で上告棄却、死刑確定から随分様子が変わり
内容を理解するのが難しいものもありました。
でも一貫して無実を訴えています。
「ボクサーなら人殺しもやりかねない」という先入観、
私も少なからずありました。
本書のなかに「ボクサーに悪人はいない」というところがあり、
まっさらな目で見ることが大切ですね。
袴田裁判も水俣病も
何も悪くない人が長い間辛い目にあうのは
あってはならないことだと思いました。
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袴田さんの想い、願い、訴えを、
多くの方に知っていただきたい、読んでもらいたいと
『主よ、いつまでですか~無実の死刑囚・袴田巌獄中書簡』が
県内にたった一冊(北陸学院大学ヘッセル記念図書館)あることを
伝えたところ、早速、リクエストして読んでくださったのだった。
袴田さんの無実を証明する新証拠として、
【第1次再審請求審(81~2008年)】で提出された本。
その一文字一文字に、純粋高潔な人柄がにじむ。
しかし…
1994年8月8日静岡地裁は再審請求を棄却
2004年8月26日東京高裁が棄却
2008年3月24日最高裁が棄却
【2008年4月25日、静岡地裁に第2次再審請求】から6年後
2014年3月27日、静岡地裁(村山浩昭裁判長)は再審開始決定、
「これ以上拘置するのは耐えがたいほど正義に反する」と
死刑の執行と拘置を停止、袴田さんはようやく釈放された。
それから10年、2024年9月26日、
静岡地裁(国井恒志裁判長)が再審無罪判決
「審理に時間がかかってしまい申し訳ない」と謝罪し
検察の証拠捏造を痛烈に批判した。
検察が控訴を断念して、ようやく真に自由の身となった日
「巌には長生きしてほしい。ごくごく平凡に静かに暮らしたい」
「もう10年ぐらいは生かしてほしい」
姉のひで子さんの言葉が胸をうつ。
88歳と91歳の高齢のおふたり、
どうぞお幸せに
健やかに長生きされますようにと
祈らずにはいられない。
師岡カリーマさんが「死刑制度再考」について書いていた。
「…無罪が確定した再審では、捜査当局による証拠捏造が認められた。
もし死刑が執行されていたら捏造に関わった人々は、国家権力を
凶器にして袴田さんを謀殺したも同然だった。その場合、彼らの罪は
どんな罰に値するのだろう。袴田さんが被った不正をほんの少しでも
正す機会が日本に与えられたのは、理由がなんであれ、死刑が執行
されていなかったからだ。…」
もしも、死刑が執行されていたら、本当に取り返しがつかなかった。
☆裁判の経緯☆
https://www.youtube.com/watch?v=XsXHDBM0hpk
「TBS報道特集」では無実を信じた三人の裁判官のインタビュー
執拗に自白を強要する取調官とのやりとり録音テープも。
https://www.at-s.com/life/article/ats/1359851.html(2023.11.20)
袴田さんを釈放した村山浩昭元裁判長のSBSのインタビュー記事