小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

細川さんと賢治さんの詩

今日は青空が見えます。

じっとしていると、
風はまだまだ冷たいのですが
木曜日ぐらいから薄日が射して
テニスコートの雪もようやく溶けました。
昨日は久しぶりのテニス協会練習なので
念のため膝サポーターをしてプレーしました。


☆~☆~☆

三日前は読書会「宮沢賢治を読むつどい」でした。
年度最終回の三月は、一年の締めくくりとして、
みんなでワークショップをしたり、
細川律子さんの童話に耳を傾けたりしましたが

今回は、宮沢賢治の“詩”の世界でした。

「雲の信号」「林と思想」
「稲作挿話」や「雨ニモマケズ…」

細川さんの朗読と解説で賢治さんの人生を辿りました。

「永訣の朝」はまさに細川ワールド、
これまでに何度か聴く機会がありました。
賢治さんの祈り、岩手の訛…切々と胸にせまります。

 
 けふのうちに
 とほくへいってしまふわたくしのいもうとよ
 みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ
 (あめゆじゅとてちてけんじゃ)
 
 …


方言満開の五行の詩、「高原」も好きです。
 
 海だべがと おら おもたれば
 やっぱり光る山だたぢゃぃ
 ホウ
 髪毛 風吹けば
 鹿踊りだぢゃぃ


ホウ!!
岩手生まれの細川さんならではの朗読に
私の心臓はわしづかみされました。

私たちだけで聴くのはもったいないような
賢治さんの世界でした。

☆~☆~☆

細川さんは、東京子ども図書館の「おばあさんのいす」プロジェクトの5回目ぐらいに
陸前高田の小友小学校(小友町でも森林火災が発生)へ出かけられたことがあるそうです。(偶然ですが、先月、図書館の新刊コーナーに並んでいた『東京子ども図書館 50年のあゆみ』を読んだばかりです)

東京子ども図書館のページです。
東日本大震災復興支援】「3.11 からの出発」の10年間
https://www.tcl.or.jp/wp/wp-content/uploads/2017/06/311_169.pdf

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。