小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

図書館記念日に図書館へ

昨日は図書館記念日でした。

「昭和25年4月30日、画期的な文化立法である図書館法が公布され、
それを契機として日本の図書館活動は新しく生まれ変わりました。
サービスとしての公共図書館の機能が明らかにされ、
無料原則がうちたてられ、わが国は、真の意味での
近代的な公共図書館の時代をむかえたのです。
日本図書館協会は、今日の図書館発展の基盤となった
図書館法公布の日を記念して、4月30日を
図書館記念日」とすることにいたしました。」
日本図書館協会HPより)


この記念日に私なりに敬意を表したくて
昨日の夕方、図書館に行ったら
展示中のやなせたかしさんの大判詩画集
『アホラ詩集』(かまくら春秋社/2013年)が
目に飛び込んだ。

 

背表紙には~

アホ科
アホ族
アホ人間
ウソつき
いじめ
テロ・せんそう
アホなんだから
やめられない…

・・・

表紙を開くと~

人間なんて
アホだから
ふゆかいごっこ
いじめごっこ
殺人ごっこ
アホなことばかり
まもなく
絶滅 アホらしい…

・・・

なにもかもアホらし、あほらし、
だから、アホラ詩、
あ~愉快、痛快、やなせさんらしい。

アホ族の私の頬がゆるんだとき

あ、Mさんのお母さん!


Mさんが新聞を読み終わるまで
お母さんは離れたところで
ひとり雑誌を読んで待つのが日課です。
これまでも見かけたときは必ず挨拶して
私たちは顔なじみになりました。


「久しぶりですねぇ、お元気でしたか?」


声をかけると、にこにこしながらも
新聞ばかり読んで、図書館に迷惑をかけて
息子は困ったもんで…といつものグチです。


でもね、
あんなことを発見したすごい人は
日本中でMさんだけ。
ほんとにすばらしい!!

私は心からそう思っているし
お母さんも誇らしく思っていい。


言葉を交わしている私たちを見つけて
窓際のデスクで新聞を読んでいたMさんが
興味津々こちらにやってきました。

たぶん、母子ふたりだけの暮らしです。

Mさんも、お母さんも、私も、
もっとゆっくりと
歳をとっていけたらいいなって
心から思います。

 

図書館記念日に出かけたら
やっぱり、いいことがありました。


~関連ブログ~
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2022/01/18/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2022/01/21/141254
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2002/08/02/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2002/08/03/000000


*『アホラ詩集』の県内所蔵図書館
県立、金沢市白山市野々市市能美市津幡町の6館

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。