小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

ホタル日記&26年前の「蛍の夕べ」

☆ホタル日記~覚えがき~☆

6月13日(金)
8時頃からご近所さんが集まってきました。
ちびっこちゃんや小学生の子たち、おかあさんやお父さん、
そして友人たちも加わって、
全部で10人ちょっと…賑やかな夜でした。

昨晩ほどではありませんが、夜が更けるにつれ
ホタルの数がふえて、子どもたちは大喜び。
掌や腕や胸でチカチカが光って、誇らしげです。

友人のTさんは
「ほんとに何年ぶり~~たしか図書館の蛍イベントで
河合谷へ行って以来」と懐かしむ。


・・・・・

あれは、1999年7月10日
開館三周年記念の企画《で・あ・い講座~蛍の夕べ~》

図書館で、中井孝平先生から「ホタル」の種類、その一生や習性について教えていただいてから、いざ出発。集まった情報をもとに作成した「ほたるマップ」の5つのコースを、町のバスで巡りました。

 

「下矢田~中山~種~河合谷(二股橋)~余地(宇ノ気町)」
(*下矢田~種は能瀬川沿い。二年前の氾濫で洪水被害を受けた一帯です)

 

足元でヘビの目が光っていることもあると注意も受けて、懐中電灯を頼りに、わいわい、ぞろぞろ、歩いたこと思い出します。30人ほどだったでしょうか。

 

☆その時にいただいた「声」をご紹介します。
(『津幡町立図書館 2000春』に掲載)

~ ~ ~

蛍がこの頃いるのかなぁ、もしいなかったら…
中山周辺の川ぞいや田んぼでチラホラ見つけたとき、
アッ、いたいた。あそこにもとの歓声。
次は河合谷の大きな川の向こう…
うわぁいたいた、とんだとんだ。
そして宇ノ気の山あいの田んぼ、
一面星を散りばめたように無数のホタルの乱舞!きれい!!

幻想の世界。

この自然をいつまでも残していきたいと願いつつ
遠い日の追憶にひたった最高に幸せなひとときでした。 

                (森川由紀子)       

 

・・・・・

6月14日(土)
雨の中を、ちらほら、ゆっくり。

6月15日(日)
ご近所さんたちが集まりました。
お祖父ちゃんとお祖母ちゃんも見にきました。
お祖母ちゃんは、娘さんと一緒に
「ビッグママ」の隣にあった小さな図書館を
時どき利用されたことがあるそうです。
明日から学校なので小学生たちの夜の時間は
終わりました。

ひっそり静かになった頃
友人夫妻が仲よくやってきました。

6月16日(月)
風も吹いて、雨もポツリ。
福井に住む義弟が一泊。
三人で蛍、子どものころの思い出話。

6月17日(火)
30℃の一日でした。風もなく、暑い夜です。
予想通り…飛んでいます。

 

*今夜からNHKで『舟を編む』が始まりましたね。
BSで見れなかった友人が見られるようになって
ほんとによかったな~と思います。
岸部みどりさん役の池田イライザさんは
小さい頃から本が大好きな少女だったそうですね。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。