小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

持ち寄りランチ会&テニスと青春&東山の奥へ

何から書こうか、迷っているうちに
キッカケを失って、とうとう10月も終りになる。

急に季節が進んで冷え込んで
一昨日、とうとう炬燵を出した。


~備忘録として~

昨日は、テニス練習のあと、
Kさん宅で恒例の「一品持ち寄りランチ会」があった。
テニス仲間たちが腕をふるったご馳走を分け合いながら
楽しいお喋りに花が咲いた。

私は、ストウブで炊いた二合分の「零余子ご飯」。
「息子が育てた無農薬もち米&白米に
冷凍保存しておいた友人からのムカゴです」


としか、説明しなかったけれど
18日のNHK「未解決ファイル/北朝鮮拉致事件」で
知った「零余子事件」に衝撃を受けた。

零余子は山芋などの球状の芽。
いずれ大きな山芋にたどりつくと、
関係者が名付けたというが…。

横田早紀江さんは89歳。
拉致被害者家族たちは長きにわたって
政治に翻弄され続けてきた。

今回の首相交代、期待できるだろうか。

めぐみさん事件「情報はゴミ箱に捨てられた」
(2013/12/17 産経新聞)に詳細記事があった。

***

20、21日、大学テニス部OB会「ラブ・フィフティーン」があった。昨年の福井を最終回にして終わるはずだったが、元気なうちは会いたいと、今年は石川が幹事となって開催した。残念ながら元気だった大先輩の姿を見ることはかなわない。
それでも、北は仙台、南は岡山、四国から…ラケットを手に、総勢19人、そのうち女性は5人。80代の先輩たちが半数を超える。

初日は予想外の悪天候となって、急遽、会場を変更。
二次会では車座になって、今は亡き大先輩たちや顧問の教授の思い出話。
テニスに明け暮れた男たちの50年、60年前の青春が一気に蘇り、テニス談義は尽きなかった。来年の再会のために、夫婦で健康維持に努めたい。


***

その翌日は、初めて、金沢の東山の奥へ。
「山猫たろう&はなこ」さんのお店の開店日で
金沢駅で友人のひろこさんと待ち合わせて向かった。

バスを降りて、ひろこさんの案内で、
細いぐねぐね坂道を登って辿りつくと…
ツタに覆われ、入り口の扉には
大きな猫の顔が描かれている

《山猫夢幻堂》


名前の通りの不思議なお店には
古書、アンティーク、希少本の絵本もあった。
ほんものの、太っちょ猫も一匹。


***

その帰り道、感慨深いできごとがあった。

いくつもの柘榴に立ち止まって
せっかくだからと寺院の門をくぐると
歌舞伎役者、初代中村歌右衛門墓所があった。

安産・子宝祈願、水子供養でも有名な日蓮宗のお寺、
北陸の「人形寺」とも呼ばれる真成寺(しんじょうじ)で
境内には愛らしい「人形供養の像」が建立されていた。

ふと…もしや?と確かめると
制作者は得能節朗先生(前・石川県シニアテニス連盟会長)。

夫と共に参加した第3回日韓スポーツ交流事業(1999.6.24~30)で
テニス交流と観光の7日間をご一緒したのも懐かしい。

テニス以外にも、小さな図書館としてお世話になった。
彫刻作品についての難しいレファレンスがあったとき、
力を貸してくださった金沢美大教授・得能先生だった。

この7月、95歳でこの世を去られた。

颯爽としたプレーが目に浮かぶ。

***

さて、最寄りのバス停へ。
ところが、路線が変わったらしく、
あるはずのバス停が消えていて
かなり歩いても見当たらない。

結局、金沢駅まで歩くことにした。
お喋りしながらの、8.9キロメートル。


「Bud and Bloom」
~つぼみは花ひらく~

の意味をこめて名づけられたという
ステキな花屋さんにも出逢えた午後。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。