小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

「しんちゃんたち」と再会☆

一昨日のBS世界のドキュメント「名もなき反逆者—ロシア」(後編)、歌会始のことを記すつもりでしたが、昨日、どうしても残しておきたいできごとがありました。

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昨日は新年初の「古典をたのしむ」読書会で図書館へでかけました。
山の話や旅行の話、スマホ写真を回しながら盛りあがりました。
武田裕一さんが準備してくださった読書会資料は、和田竜さんの『最後の一色』より。
戦いの歴史は実は苦手ですが、武田さんがひも解いてくださるので、一色五郎、細川忠興なる武将の生きざまに触れることができました。

(美容院の予約時間まで)時間があったので、新刊書から二冊選んで借りました。スタッフのなかださんが、26日からの蔵書点検お休みを教えてくれました。


「じゃあ、その前に借りに来なくちゃね、ありがとう」と私。

 

ふと、横にいた若い方の視線を感じました。
確かめるかのように見つめるので
私もさりげなく目で挨拶しました。

〈はて、どなた?だったか…〉

再度、目があったとき

「あの~~○○さん?」と声をかけられて
「あ、しんちゃんの!」

私も迷うことなく言い当てた。


思いがけない再会でした。
しんちゃんのお母さんは大喜びです。

かつてのトレードマークのロングヘアは
白髪交じりのショートヘアに変身して
しかも、珍しくマスク姿でしたのに
聞き覚えのある声を耳にして
もしや?と思ったのだそうです。

写真やなんかも見てもらいたいとおっしゃるので
シグナスのロビーへ移動しました。

***

Tさんは小学校の図書ボランティアをされているとかで
袋から取り出したのは、大型絵本『あなたのことがだ―いすき』
(ヒド・ファン・ヘネヒテン作・絵/フレーベル館

「この絵本を紹介してもらったときのこと
今もはっきり覚えているんです」と
愛おしそうに絵をなでました。


小さな津幡図書館は
Tさんたち親子の居場所だったこと
内灘町の「くれよんの会」を紹介してもらったこと
ご自分でもグループを立ち上げたこと

しんちゃんは、27歳。
津幡小学校に6年間、地域交流していたことや
お姉ちゃんのひなこさんが二年前に結婚されたこと…

話は尽きず、もっとゆっくり伺いたかったのですけれど、
予約時間が迫ったので、line交換!

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《懐かしくてあの頃のこと思い出して涙がでそうです。
大好きな津幡図書館で育った私達親子です》と
昨夜、メールが送られてきました。

 

しいのき迎賓館でのひなこちゃんの
それはそれは素敵な結婚式の様子
しんちゃんも車椅子を押してもらって登場です。

 

7年前の成人式では
車椅子のしんちゃんを
おおぜいの元気な若者たちが囲み
舞台の方を見上げています。
しんちゃんはブルーの縞のネクタイをしています。
しんちゃん、おめでとう!


カウンターでのほんの一瞬のできごとでした。
そのまますれ違ったかもしれない私たちでした。
なかださん、声をかけてくださってありがとう。
Tさん、私の声を覚えていてくださってありがとう。

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はてな」で「しんちゃん」記事を検索すると4件。
よろしかったら、25年前の私たちの出会いをご覧ください。

https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2001/09/05/000000 
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2001/09/06/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/02/02/000000
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2003/11/25/000000


★ふと思いついて、
「小さな図書館のものがたり ひまわり教室 しんちゃん」
のキーワードで検索すると、AIの温かい解説が出てきて驚きました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。