小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

くりから峠と巴御前のおはなし&『白川静 文字講話』&『宮本武蔵の水墨画』

10/12(土)隔月土曜日、昔話クラブによる「つばた昔むかし」。

今日はメンバーの北さんが「くりから峠と巴御前」を紹介しました。テープから流れる倶利伽羅峠合戦の歌、武術にすぐれた女性、巴御前のエピソードやお話、最後はみんなで「旗源平」を楽しみました。初めはしり込みしていた子たちも、次第に乗ってきて元気いっぱい「ウメガイチ中旗一本!」。小さな「みんなのへや」に20人近く。

☆92歳、福井生まれの白川静さんが73歳から着手して、約12年を経て完成した字書三部作『字統』『字訓』『字通』は画期的、最高峰の辞典と定評があります。その白川先生の講話録『白川静 文字講話Ⅰ』が発刊されました。「文字以前」~「人体に関する文字」~「身分と職掌」~「数以前」~「自然と神話」・・奥深い白川静ワールドに、すっかり惹きつけられてしまいます。

宮本武蔵といえば二刀流の剣豪、巌流島の決闘・・・しかし、新刊『宮本武蔵水墨画』はそんな武蔵のイメージをすっかり変えてしまうでしょう。

☆明日は「どんぐりころころお話会」、9時半に図書館前を出発して、めざすは「どんぐり山」!!

 

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