小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

山の向こうから・・・(その3)

ほんとに、まぁ~なんと嬉しいことでしょう。momo2448さんご家族のたいせつな思い出に繋がろうとは。菜の花、だいこんの花、あざみ、あじさい、椿、ばらなど、近年、花をかくようになったと、ある作品に書き添えてありました。窓辺の花…どんなに素敵な絵でし…

山の向こうから・・・(その2)

図書館の書棚に眠る、知る人とて少ないであろう自費出版の本、今も家族の哀しみを語り続ける本の声に耳を澄ます。 ~ ・ ~ ・ ~ 「新聞を見て、すぐにあの時の館長さんだとわかって…」言葉少なにおっしゃって差し出された封筒をひと目見て、あの時、本当に…

山の向こうから鬼が来る

「このたびは、左記の資料をご寄贈いただき、誠にありがとうございました。厚くお礼申し上げます。ご寄贈いただきました資料は、当館の蔵書として…」 館長名を記し、図書館印を押した型通りの寄贈お礼の文書。平成10年12月4日、80円切手を貼って、表書きも差…

家づくりの詩 ~ その後

文化会館の「シグナス」は、はくちょう座【CYGNUS】、町民からの愛称募集で、町の鳥に制定されている「白鳥」にちなんで名づけられました。 「シグナス」全体のグランドオープンは10月の計画でしたが、図書館棟は夏には既に完成ということなら、子どもたちの…

家づくりの詩

紅茶の詩の時間に、私が持って行ったのは、2002年10月15日の《ひと言・人・こと》で紹介した本。先日、改定作業をしている中で再会したのです。 それは、2001年3月、20年前に出版された『家づくりの詩(うた)~建築家が綴る心のメッセージ~』石川建築家会…

森の中…の詩のじかん

コロナ対策で、先月から図書館で読書会ができなくなって、それじゃぁ~「紅茶の時間」に読書会をと提案してくださって、昨年のように、スウさん宅で「紅茶の詩の時間」。 4月はテニス大会と重なって、5月は私が曜日を間違えてしまって参加できず、今回は久し…

あなたと私と…

2話連続して、女性が主役の「プロフェッショナル」だった。夜間中学の教師、入江陽子さん(53歳)カリスマ販売員、橋本和恵さん(43歳) 数年間だったが、入江さんのように日本語を教えたことがある。社会教育センターでのクラスは、朝、昼、夜の時間帯に分…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。