小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

舟を編むひとたち

“みてる。ってのは、亡くなるってこと。満てるだった。なんて美しい。あー。びっくりでした。” 先日届いた息子からのラインです。添付されていた新聞の投書は 「伯母が満てた。98歳の天寿を全うした。かわいがってもらった。大好きだった。…」 高知の方言の“…

『てのひらごよみ』~あしたがあって夢がある 

図書館での読書会「詩をたのしむ」でひろこさんが紹介してくださったのは『詩の玉手箱』(いそっぷ社/2008.4) 中原中也、萩原朔太郎…著名な詩人たちのあまり知られていない詩が51篇。鮮やかな挿し絵は柚木沙弥郎さん。 三木卓さんの解説文と合わせ読みしな…

『能登が好き』は宝ものです

一ヵ月前でした。自信たっぷりに、それも即座に、「さしあげますよ~」と友人に快諾したその雑誌が消え失せてしまった。家の中にあるのは確かです。特別扱いしてだいじにしまいすぎたのか、地震で散乱した中に混じってしまったのか…なかなか見つけられません…

たかはしべんさんの45周年コンサート

新しいブログを書かない日には、できるだけ本来の目標の『ひと言・人・こと』の改定作業を進めるようにしています。 今、2003年10月の記事をチェック中です。 利用者の方から届いたアケビのこと野田淳子さんのコンサート、犬の置物のこと、秋山ちえ子さんか…

復興を願って復刊~『あさいち』(福音館書店)

3月6日のほっとニュースは福音館の絵本『あさいち』復刊! 最盛期の輪島の朝市が描かれた絵本です。 金沢生まれの福音館書店さんが被災地の支援を摸索されている中「復興を願って復刊してほしい!」との声が多数寄せられたこともあいまって44年ぶりの復…

能登より~記者のつぶやき

昨日、新聞の整理をしていてふと目にしたのは北陸中日懇話会の記事(2/10)「能登半島地震を報道する使命」と題する八木編集局長の講演内容である。 「一人一人の声をすくい上げる」姿勢で奮闘している記者、販売店の状況が紹介されていた。 能登版の題字下…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。