小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

2024-01-01から1年間の記事一覧

サンジョルディの日に♡

今日は、「世界図書・著作権デー」(世界本の日)。日本では「子ども読書の日」です。 昨日、スペインに住む若い友人からわくわくするメールが届きました。 以前、コロナ感染の詳細な体験を知らせてくれた友人です。(https://hitokoto2020.hatenablog.com/e…

44年ぶりに出現したもの

大きな窓ガラスを通してやわらかい陽ざしが降り注ぐシグナス2階のロビーでのコンサート。 広い階段を上がるとフリースペースのロビーです。かつての小さな図書館の閲覧室よりも広そうです。階段を上ってきた人たちの座席を次々後方に容易に準備できるいい空…

ユンファさんコンサート&「ごちゃまぜで生きていく」&ロビーコンサートのお知らせ

昨日は、家の周りの草刈りや畑の準備、ふたりで協力し合って作業がはかどりました。夫は耕運機で耕し、私は志願して、初めて草刈り機を扱いました。ずっしり重くて、その後遺症が残りました。 今日は穏やかな暖かい日ですが黄砂の飛来注意が出ています。 何…

今夜10:30~『のぞみ5歳』再放送

今日は、県シニアテニスの春季大会でした。陽ざしもほどほど、風もなく、絶好のテニス日和。 体のあちこちに故障も生じたりして一人、二人と元気な先輩たちの姿が大会から消えなんと、私たちがグループの最高齢に近づいています。 私は、無理しないように、…

この三日間のこと~桜とテニスと北極星~

二週間ぶりのブログです。(改訂作業は2003年11月11日まで進行) https://hitokoto2020.hatenablog.com/archive/2003 今日は朝から雨。そろそろ見頃だったあの桜たちは?と気がかりです。 先週から始まった朝ドラ「虎に翼」、主人公のモデルは三淵嘉子さん。…

舟を編むひとたち

“みてる。ってのは、亡くなるってこと。満てるだった。なんて美しい。あー。びっくりでした。” 先日届いた息子からのラインです。添付されていた新聞の投書は 「伯母が満てた。98歳の天寿を全うした。かわいがってもらった。大好きだった。…」 高知の方言の“…

『てのひらごよみ』~あしたがあって夢がある 

図書館での読書会「詩をたのしむ」でひろこさんが紹介してくださったのは『詩の玉手箱』(いそっぷ社/2008.4) 中原中也、萩原朔太郎…著名な詩人たちのあまり知られていない詩が51篇。鮮やかな挿し絵は柚木沙弥郎さん。 三木卓さんの解説文と合わせ読みしな…

『能登が好き』は宝ものです

一ヵ月前でした。自信たっぷりに、それも即座に、「さしあげますよ~」と友人に快諾したその雑誌が消え失せてしまった。家の中にあるのは確かです。特別扱いしてだいじにしまいすぎたのか、地震で散乱した中に混じってしまったのか…なかなか見つけられません…

たかはしべんさんの45周年コンサート

新しいブログを書かない日には、できるだけ本来の目標の『ひと言・人・こと』の改定作業を進めるようにしています。 今、2003年10月の記事をチェック中です。 利用者の方から届いたアケビのこと野田淳子さんのコンサート、犬の置物のこと、秋山ちえ子さんか…

復興を願って復刊~『あさいち』(福音館書店)

3月6日のほっとニュースは福音館の絵本『あさいち』復刊! 最盛期の輪島の朝市が描かれた絵本です。 金沢生まれの福音館書店さんが被災地の支援を摸索されている中「復興を願って復刊してほしい!」との声が多数寄せられたこともあいまって44年ぶりの復…

能登より~記者のつぶやき

昨日、新聞の整理をしていてふと目にしたのは北陸中日懇話会の記事(2/10)「能登半島地震を報道する使命」と題する八木編集局長の講演内容である。 「一人一人の声をすくい上げる」姿勢で奮闘している記者、販売店の状況が紹介されていた。 能登版の題字下…

『能登 2015年冬号』特集Ⅱ ~「山下すて短歌抄」

『能登 2015年冬号』の二つ目の特集は《能登永遠(とわ)の歌びと「山下すて短歌抄」》 藤平朝雄さんの詳細な解説があります。抜粋して紹介します。 ……・……・……・…… 昭和61年(1986年)朝日歌壇に初登場したすてさんの歌は、その年だけで入選歌が40首を超え…

『能登』へのエール~~輪島塗の職人さんたち

今日の中日新聞によれば、いまだに断水は約22880戸、停電は約1100戸も。 それでも紙面には、復興、復旧にむけて笑顔の写真が少しずつ増えてきています。 *** エールを送りたい記事がありました。 “2010年創刊の季刊誌『能登』復刊への始動”です。 地震で…

漁師と妻とピアノ

先日のETV特集は「漁師と妻とピアノ」 漁師、妻、そしてピアノ ミステリアスな取り合わせのタイトルに私はまったく別の内容を想像していました。 冒頭の海のシーンで大好きな「ラ・カンパネラ」が流れてこれはきっと、忘れ得ぬ思い出の物語に違いない… とこ…

30年の『絵暦』出版に敬意と感謝をこめて

長らく愛用してきた武生ルネサンス出版部発行の旧暦の「絵暦」、2月9日を最後にとうとう我が家の玄関から姿を消しました。 高校時代からの友人、三木世嗣美さんから時節になると届いた絵暦でしたが30年目を節目に終刊となりました。 経本仕立ての縦20㎝、横1…

読書会メモ②〈詩をたのしむ〉

*読書会メモ②* 〈詩をたのしむ〉2月8日 きもちが少しでも明るくなれるようにと先月に続いて元気カラーの真っ赤な服のスウさん、金沢から電車に乗って来てくれるきりりんさん。今日は三人です。 被災地のこと、政治のこと、あれやこれやのつもる話の中で…

読書会メモ①〈宮沢賢治を読むつどい〉

昨日のうちに記録として書くはずでしたが、ぐずぐずしていて一日遅れです。 ***・・・・・・・・・・・ 1月31日~2月8日までの9日間、(定休日も含むので実質は8日間)図書館は蔵書点検のため昨日まで臨時休館でした。 あいにく読書会の日が重なっ…

新聞の投稿の出逢い

昨日、ひとつにはまとめられなくて二つに分けて投稿した一つめの記事にどうしても書き記しておきたい方がいます。 隣町の内灘にお住まいのむらなかさん、87歳。 一度もお目にかかったことがありませんが2年前、ひょんなことから出逢いが生まれ年賀状や絵手…

10年にわたり、志賀原発が停止中で幸いだった

一昨日は風は冷たいけれど青空が広がって、ほっとしたのもつかのまのこと。昨日はまたもや一転、雪が降り積り避難生活の厳しさを思うとやりきれないきもちです。 倒壊した家々、崩れ落ちた屋根、がれきなどの災害廃棄物は珠洲市だけでも28万トンを超え65年分…

一月、友人との別れ

あっという間に過ぎていった一月でした。折りたたんだ日々をどこからどう開けばいいか? やっぱり、相次いでこの世を去ったおふたりを偲びたい。 70歳のJさんとはテニスをしたり、バーベキューや小旅行の思い出。夫婦での長いお付き合いでした。スーパーで…

スウさんの「紅茶なきもち」より

今、被災地で必要なのは?どうしたら届けられる?私たちにできることは? 日々、新聞やテレビが懸命に伝えてくれる。それでもまだまだ知りたい…だいじなこと… リンクしているスウさんの「紅茶なきもち」でリアルに知ることができてありがたいと思う。 ***…

おまじないの言葉

ナビの音声に耳をすます。 “1月14日、今日は愛と希望と勇気の日” 愛、希望、勇気、つかいなれた言葉だけれど今、どの言葉もいとおしく思う。 *** 久しぶりにみた金曜夜のEテレ2355。大学入学共通テストの前夜にデーモン閣下が、がんばって、と歌…

『パレスチナの民族浄化』(イラン・パぺ)を読んで

今日の中日新聞によると孤立集落はまだ24地区。 亡くなられた方、168人、連絡がつかず安否不明の方は323人 テレビから目が離せない。雪の降る中、懸命の救出が続けられ命のかけがえのなさに胸熱くなります。 家族であったり、友人だったり、、、誰も…

地震発生から一週間を経て

地震発生から一週間たちました。 余震も続いています。昨夜からの雪で一面真っ白です。 今日の北陸中日朝刊の第一面は「厳寒能登 孤立2300人」 能登は大雪の予報です。悪天候、悪条件が重なる中ですが、できるだけ早く、捜索、支援活動が進みますように…

『気まぐれ通信*仕舞号』より

昨年7月31日のことですが藤平朝雄さんから『気まぐれ通信*仕舞号・98』が届きました。能登空港と共に満20歳、いまが潮時と最終号にされた由。 空港が開港した平成15年から「能登つづれ草」、75号からは「幸せローン返済の旅」と改題して発行、各地…

余震は今も続いています

今日になってようやくパソコンを開きました。 コメントくださったり、メールやお電話くださったり、ご心配、本当にありがとうございます。 能登震度7の大地震で津幡は5強でした。 我が家はだいじょうぶ、私たちも元気です。 こちらの地区では停電にもなら…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。