長らく愛用してきた
武生ルネサンス出版部発行の旧暦の「絵暦」、
2月9日を最後にとうとう
我が家の玄関から姿を消しました。
高校時代からの友人、三木世嗣美さんから
時節になると届いた絵暦でしたが
30年目を節目に終刊となりました。
経本仕立ての縦20㎝、横10㎝、
ケースに広げて立てると幅20㎝。
僅かなスペースでしたけれど
「文化」を感じるコーナーでした。
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「…世界中の人が見上げる宙に境界はありません。地上ではいつもどこかで境界線の取り合いによる争いが行われていたりして心痛みますが、そんな時こそ宙を眺めながらゆったりとした気持ちで…」とあとがきに写真を担当された林昌尚さん。
最終回のテーマは『越前の宙(そら)篇』。
宇宙を感じさせる漆黒の和紙の表紙に
空色の「絵暦」の文字デザインの美しいこと!
1992年「武生の文化を考える会」が発足して、
シンポジウム、学習会、観察会、鑑賞会など
多彩な活動を繰り広げる中、出版事業では、
一年かけて絵暦の企画、編集が繰りかえされ
11月23日の勤労感謝の日には集まって
組み立て、ケース入れ作業に精を出される由。
絵暦の写真、
三木さんの名解説文も紹介されています。
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武生ルネサンスHP
http://takefuren.server-shared.com/
武生ルネサンス通信
http://takefuren.server-shared.com/rens-reikai.html
高校の同窓会誌掲載文もありました。
「惜しまれて消えゆく越前の古建造物」
http://takefuren.server-shared.com/mikiessay.htm