二週間ぶりのブログです。
(改訂作業は2003年11月11日まで進行)
https://hitokoto2020.hatenablog.com/archive/2003
今日は朝から雨。そろそろ見頃だったあの桜たちは?と気がかりです。
先週から始まった朝ドラ「虎に翼」、主人公のモデルは三淵嘉子さん。「日本で女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長になった先駆者」だと初めて知って、興味津々みています。
実は私は朝ドラ派ではなかったのに、「らんまん」は録画までしました。「ブギウギ」では趣里さんの涙ぐましい熱演にエールを送り、笠置シヅ子、淡谷のり子さんらの自叙伝まで読みました。これで朝ドラ卒業のはずでしたが、友人たちからの情報のおかげで「虎に翼」からも目が離せません。今日は、おせっかいおじさんの「笹寿司」がちらり耳に入って、昨日のお花見に繋がりました。
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昨日はぽかぽかいい天気でした。
春の陽射しが嬉しいやら、草たちが一気に成長する。
このままにもしておけないし、せっせと引き抜く。
時どき腰を伸ばしながら、見廻しながら。
早朝からテニスに出かけていた夫がお昼近くに帰宅。
車から森本の北部公園の桜が見えた、
お弁当でも食べながらお花見しよう
と提案する夫はこの1月に81歳。
こんなお出かけがいつまで続くことやら
お互いに、ね~~~
この頃しきりにそう思うので、
迷うことなく、即、二つ返事です。
水筒にお茶も入れ、さっさと準備完了。
あてにしていた豪華なお花見弁当はすでに売り切れで、ちょうど二人分残っていた「笹寿司」弁当をすべり込みで手に入れて、桜の樹の下に手ごろなベンチも見つけました。
まだ八分咲きですが、風もなく絶好のお花見日和です。
(一昨年の花見 https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2022/04/10/123238)
入学式からの帰りでしょうね。
大きなランドセルを背負たお子さんと着物姿のお母さんを撮影するお父さんの姿も何組もありました。
そうそう、幸せそうな光景はご近所でも。女の子と両親の二家族がとっても嬉しそうに入学式に向かうのが見えました。空き地に次々に家が建ち、新しい家族が引っ越してきてにぎやかになって、赤ちゃんが誕生して…もう6年になりました。
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遡って、一昨日は快晴の日曜日でした。
午前中は町テニス協会の総会があり、午後は協会員の親睦ミックステニス。昨年の今頃は膝をいためていて、右足を引きずることもあったのに、テニスが楽しめるまでに回復してありがたいことです。20分交替で3試合、ペアの若者たちが元気に走り回ってくれました。
… … …
さて、その夜のことです。
八時半頃、メガネをかけて(メガネは車の運転とテニスの時だけ)、ゴミ袋を手に夜空を眺めながら収集所に。すれ違いにあいさつしたご近所さんが、二度目のゴミ袋を持って再びやってきた。4ヵ月前に、4人目のお子さんが誕生した若いお父さん、お昼に家の周りの草取りをしたんだとか。
お父さんも一緒に空を見上げました。
--今夜は星がいっぱい見えますね。
賢治さんの「星めぐりの歌」にあるように
(~大ぐまのあしをきたに いつつのばしたところ
小ぐまのひたいのうえは そらのめぐりのめあて~)
ひしゃくを5倍伸ばしたところ・・・
--あれは北斗七星…だから…北極星はきっと…
ほら、あれね~だいじな星なのに目立たない、控えめな星
はっきりと確認したかった「心星」です。
… … …
読書会なかまのKさんのお薦めで
一気に読み終えたシリーズ本は
『みをつくし料理帖』(高田郁/ハルキ文庫)
その第六巻は「心星(しんぼし)ひとつ」でした。
-控えめに淡い黄色の光を投げかける星
より明るく輝く星はほかにいくつもあるけれど、
あの星こそが天の中心となる心星
全ての星はあの心星を軸に廻っている。
北天の中ほど、豪奢な星々に囲まれて
控えめに輝く淡い黄色の星-
北極星を指しながら
源斉先生が澪さんに語った言葉が
私の胸深くに沁みました。
「悩み、苦しみ、迷うときも
己の中に潜んでいる揺るぎないもの。
これだけは譲れないというもの、
それこそが、
そのひとの生きる標となる心星でしょう」
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書いておきたいことがいろいろあって
何から書いていいのやら整理できなくて
どんどんたまっていくばかり。
忘れないようにメモしておきます。
いづれ機会を見つけて、その時に。
*息子と私たち三人で金沢の町家体験
*ジュニアテニスの五人が志望高校に合格
*私の誕生日祝いにと、友人、子どもたちからの贈り物
*姫路で開催された大学テニス部OB会に揃って参加
*コーラス仲間たちとのお花見ランチ会
*夫の歯の治療のこと
*ウクライナ、ガザ、自民党の裏金事件、リニア新幹線
*読んでいる本、新聞記事、テレビ番組