小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『はらぺこあおむし』の思い出

…みんな、チョウになれるよ。あれは希望の物語なのだと語っていた。世界の子どもに大きなお土産を残して、チョウは大空に向かっていった。… 昨日の中日春秋コラムは、23日、91歳で亡くなられた米国の絵本作家エリック・カールさんのこと、70カ国語以上に翻訳…

能登のトキの物語&モモイロペリカン

2分37秒~~本州最後の日本産トキの美しくも哀しげな声。なにか訴えるような「能里(のり)」の鳴き声が響く。一年前、羽咋市にお住いの村本義雄さんからいただいたCDです。 20年前に利用者のNさんから、「出会いの夕べ」のゲストにぜひ村本さんをとのお話…

能登鹿島のさくら駅

昨年からときどき、NHKの「ドキュメント72時間」を見ている。公園だったり、バスターミナルだったり、焼き芋屋だったり、ある場所を訪れる人たちのさまざまな人間模様を、72時間(3日間)にわたる取材の中で浮き彫りにするドキュメンタリーはいつもほのぼの…

皆さまに支えられて…

雨の日、郵便屋さんが届けてくれた封筒には、友人からのあたたかいメッセージ! ☆Tさん・・・ いつもブログ楽しみに、そして、楽しんでいます。 『桃紅絵本』図書館で借りました。友人たちも、「桃紅さんの絵本があるの?」と驚いていました。 ☆Kさん・・…

落合美知子さんと《いのちのしずく》

毎年、けなげに咲いてくれる多年草の花たち。植えかえも、肥料も、水やりも、何の手入れもせずともちゃんと時期を見つけて姿を見せて、季節の移り変わりをそれとなく知らせてくれます。 蓬や蕗や三つ葉が繁るままの庭に、勿忘草や十二単があちこちに姿を見せ…

「中谷宇吉郎雪の科学館」の思い出

気温がぐんぐん上昇中、家の中でも27.5℃。 今日は、、、加賀市にある「雪の科学館」で、科学館顧問の神田健三さんのお話を伺うはずでした。友人ととても楽しみにしていたのですが、県の「緊急事態宣言」が出て、中止となってしまいました。 4月20日の中日新…

出会いはつながっていく…

《去年の春からのお篭り生活も、二年目に入りました。未知のウイルスの正体が少しわかってきたとはいえ、まだまだ収束は遠いように思えます。スペインからの体験報告、近しい人たちに読んでもらっています。大切な人たちと共有できて嬉しいです。「誰かに伝…

おかげさまで一年…

『小さな図書館のものがたり』がスタートしてはや一年!今日、「はてなブログ」さんからメッセージが届いて、「Happy birthday!」を祝っていただいたような気分です。初心者の私に「はてな」を薦めてくださったサポーターさんにも、あらためて感謝したい気…

今夜「義男さんと憲法誕生」

今夜11:00から、ETV特集「義男さんと憲法誕生」の再放映があります。昨年の5月2日に放映されたドキュメンタリー番組、もし見逃した方がいらっしゃったらもったいないので、急ぎお知らせします。 戦後初の選挙で福島県から選出された法学者・鈴木義男さん(愛…

コロナに感染して初めてわかったこと

スペインに住む若い友人がコロナに感染、先日退院したばかりという彼女が、その貴重な体験を知らせてくれました。3日間も集中治療室に入るほど急激に重篤になろうとは思わなかった。自力呼吸ができないことがこんなに大変だとは、当事者になって初めてわかっ…

藤原吉志子さんのモニュメント

シグナスの図書館の入り口に、ちょっと不思議なモニュメントが置かれているのをご存じでしょうか。四脚のある台の上に数冊の本が積み上げられ、一番上の大きく開かれた左ページには、昔ばなしに出てくるような土を耕す人がいて、右ページにはよく見ると文字…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。