小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『能登 2015年冬号』特集Ⅱ ~「山下すて短歌抄」

『能登 2015年冬号』の二つ目の特集は《能登永遠(とわ)の歌びと「山下すて短歌抄」》 藤平朝雄さんの詳細な解説があります。抜粋して紹介します。 ……・……・……・…… 昭和61年(1986年)朝日歌壇に初登場したすてさんの歌は、その年だけで入選歌が40首を超え…

『能登』へのエール~~輪島塗の職人さんたち

今日の中日新聞によれば、いまだに断水は約22880戸、停電は約1100戸も。 それでも紙面には、復興、復旧にむけて笑顔の写真が少しずつ増えてきています。 *** エールを送りたい記事がありました。 “2010年創刊の季刊誌『能登』復刊への始動”です。 地震で…

漁師と妻とピアノ

先日のETV特集は「漁師と妻とピアノ」 漁師、妻、そしてピアノ ミステリアスな取り合わせのタイトルに私はまったく別の内容を想像していました。 冒頭の海のシーンで大好きな「ラ・カンパネラ」が流れてこれはきっと、忘れ得ぬ思い出の物語に違いない… とこ…

30年の『絵暦』出版に敬意と感謝をこめて

長らく愛用してきた武生ルネサンス出版部発行の旧暦の「絵暦」、2月9日を最後にとうとう我が家の玄関から姿を消しました。 高校時代からの友人、三木世嗣美さんから時節になると届いた絵暦でしたが30年目を節目に終刊となりました。 経本仕立ての縦20㎝、横1…

読書会メモ②〈詩をたのしむ〉

*読書会メモ②* 〈詩をたのしむ〉2月8日 きもちが少しでも明るくなれるようにと先月に続いて元気カラーの真っ赤な服のスウさん、金沢から電車に乗って来てくれるきりりんさん。今日は三人です。 被災地のこと、政治のこと、あれやこれやのつもる話の中で…

読書会メモ①〈宮沢賢治を読むつどい〉

昨日のうちに記録として書くはずでしたが、ぐずぐずしていて一日遅れです。 ***・・・・・・・・・・・ 1月31日~2月8日までの9日間、(定休日も含むので実質は8日間)図書館は蔵書点検のため昨日まで臨時休館でした。 あいにく読書会の日が重なっ…

新聞の投稿の出逢い

昨日、ひとつにはまとめられなくて二つに分けて投稿した一つめの記事にどうしても書き記しておきたい方がいます。 隣町の内灘にお住まいのむらなかさん、87歳。 一度もお目にかかったことがありませんが2年前、ひょんなことから出逢いが生まれ年賀状や絵手…

10年にわたり、志賀原発が停止中で幸いだった

一昨日は風は冷たいけれど青空が広がって、ほっとしたのもつかのまのこと。昨日はまたもや一転、雪が降り積り避難生活の厳しさを思うとやりきれないきもちです。 倒壊した家々、崩れ落ちた屋根、がれきなどの災害廃棄物は珠洲市だけでも28万トンを超え65年分…

一月、友人との別れ

あっという間に過ぎていった一月でした。折りたたんだ日々をどこからどう開けばいいか? やっぱり、相次いでこの世を去ったおふたりを偲びたい。 70歳のJさんとはテニスをしたり、バーベキューや小旅行の思い出。夫婦での長いお付き合いでした。スーパーで…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。