小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

戦争は悲劇です

次々に本を読んでいました。その中の二冊は、戦争を描いたもの。 ☆『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』(武田一義/原案協力:平塚柾緒(太平洋戦争研究会)/白泉社) 「第46回漫画家協会賞優秀賞」を受賞した作品でした。「可愛らしい温もりのある筆致ながら《…

『雪国のスズメ』に逢えました

気象予報の通り、昨日は雪が激しく降りしきる日。相互貸借で借り受けた本の期限がきてしまって、雪の中を出かけました。もっとじっくり読んでいたいけれど、相互貸借本の延長は望めません。 * * * 『雪国のスズメ』(佐野昌男/精文堂新社/1991.4)1974年…

セレンディピティから生まれるもの

先日の夫の話は楽しげで、面白くて・・・ふわふわ夢のような話!!実現したらいいな~と信じたいきもちでいっぱいだけれど、、、かつての割烹着姿の研究者の方の件がちらっとよぎって…。 * * * ふと「セレンディピティ」という言葉を思い出しました。今は…

必ずコップ一杯の水分を

一週間ぶりにスウさんの《紅茶なきもち》を開いてあ~なんてこと…と、びっくり!! 2月5日、なんともヘルシーな大ご馳走の写真に見惚れたばかり、なのに、、、今日のブログには、なになに?「紅茶の時間しばらくお休みします」・・・のお知らせです。 2月7日…

夫のはなし

娘のお薦めで読んだ『ツボちゃんの話:夫 坪内祐三』(佐久間文子/2021.5) 2020年に急逝した夫への想いがそのまま率直に書かれていて、しみじみした本でした。その中にある中学の同級生という理由で、遠くの歯医者さんまで通っていたという話も好きです。 …

ある鍛金作家との出会い(その三)~足跡

自画自賛~と笑われそうだけれど『ひと言・人・こと』は図書館の検索カレンダーとしてなかなかすぐれものだと思う。たった四年間の情報発信に過ぎないが、知りたいことをキーワードで検索すると みごとにヒットすることがしばしばあって、その便利さに我なが…

ある鍛金作家との出会い(その二)~寄贈の本

図書館には、さまざまな寄贈本が届きます。政治や宗教の布教、特定の企業のPR資料等はお断りするのが一般的です。 自費出版物寄贈については、以下に該当する資料は受けつけることができないと明記している図書館もあります。 自分史、家系に関する著作 小説…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。