小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

出会い

サンジョルディの日に♡

今日は、「世界図書・著作権デー」(世界本の日)。日本では「子ども読書の日」です。 昨日、スペインに住む若い友人からわくわくするメールが届きました。 以前、コロナ感染の詳細な体験を知らせてくれた友人です。(https://hitokoto2020.hatenablog.com/e…

ユンファさんコンサート&「ごちゃまぜで生きていく」&ロビーコンサートのお知らせ

昨日は、家の周りの草刈りや畑の準備、ふたりで協力し合って作業がはかどりました。夫は耕運機で耕し、私は志願して、初めて草刈り機を扱いました。ずっしり重くて、その後遺症が残りました。 今日は穏やかな暖かい日ですが黄砂の飛来注意が出ています。 何…

『能登が好き』は宝ものです

一ヵ月前でした。自信たっぷりに、それも即座に、「さしあげますよ~」と友人に快諾したその雑誌が消え失せてしまった。家の中にあるのは確かです。特別扱いしてだいじにしまいすぎたのか、地震で散乱した中に混じってしまったのか…なかなか見つけられません…

『能登 2015年冬号』特集Ⅱ ~「山下すて短歌抄」

『能登 2015年冬号』の二つ目の特集は《能登永遠(とわ)の歌びと「山下すて短歌抄」》 藤平朝雄さんの詳細な解説があります。抜粋して紹介します。 ……・……・……・…… 昭和61年(1986年)朝日歌壇に初登場したすてさんの歌は、その年だけで入選歌が40首を超え…

30年の『絵暦』出版に敬意と感謝をこめて

長らく愛用してきた武生ルネサンス出版部発行の旧暦の「絵暦」、2月9日を最後にとうとう我が家の玄関から姿を消しました。 高校時代からの友人、三木世嗣美さんから時節になると届いた絵暦でしたが30年目を節目に終刊となりました。 経本仕立ての縦20㎝、横1…

新聞の投稿の出逢い

昨日、ひとつにはまとめられなくて二つに分けて投稿した一つめの記事にどうしても書き記しておきたい方がいます。 隣町の内灘にお住まいのむらなかさん、87歳。 一度もお目にかかったことがありませんが2年前、ひょんなことから出逢いが生まれ年賀状や絵手…

一月、友人との別れ

あっという間に過ぎていった一月でした。折りたたんだ日々をどこからどう開けばいいか? やっぱり、相次いでこの世を去ったおふたりを偲びたい。 70歳のJさんとはテニスをしたり、バーベキューや小旅行の思い出。夫婦での長いお付き合いでした。スーパーで…

『気まぐれ通信*仕舞号』より

昨年7月31日のことですが藤平朝雄さんから『気まぐれ通信*仕舞号・98』が届きました。能登空港と共に満20歳、いまが潮時と最終号にされた由。 空港が開港した平成15年から「能登つづれ草」、75号からは「幸せローン返済の旅」と改題して発行、各地…

一冊の本をめぐって~“片足で挑む山嶺”

2005年、鳥屋町・鹿島町・鹿西町の3町が合併して誕生した中能登町。ふと鳥屋町に関心を抱いたことがきっかけで、中能登町のHPを開きました。調べ方が足りなかったのかもしれませんが、旧町について必要な情報は残念ながら見当たりませんでした。幸いにも唯…

めぐり逢えて…

今日は久しぶりに暖かくて、きもちのいいお天気です。洗濯物やら、お布団やら、ベランダいっぱいに干しました。 ***~*** 昨日は曇り空、風もなく、テニス日和でした。10時からはシニア仲間と、お昼の1時間は夫の相手。3時間もテニスをしてさすがに疲…

老舗の「しら井」さんがお店をしめる…

スウさんのブログ「紅茶なきもち」は【花嫁のれん展】開催中の能登「七尾」一本杉通りへ出かけたこと。素敵なおかみさんたちのこと。 ・・・しら井昆布さんの味昆布、親子ともどもだ〜い好き。川越紅茶で「好きなごはんのおともは何?」をしたとき、娘がしら…

「子育て講演会」での再会

2週間ほども前のこと、回覧板に白黒のA4チラシが挟まれていました。町の児童センターからの講演案内でした。そこには、なつかしい方のお名前と写真がありました。 ~☆~「子育て講演会」のお知らせ~☆~ 10月14日(土)10:00~11:00(定員:50人程度 参加…

明るいニュースと気になるニュース

今日の新聞各社の第一面は、王座戦を制して「八冠」の色紙を手にする藤井聡太さん。21歳とは思えぬ、謙虚で慎ましやかな若者に、爽やかなきもちになりました。 将棋は必ず勝ち負けがつく勝負だが、ゲームでもある。純粋に好きなことを楽しむ心こそが平常心を…

「草木染・手織り 河合和子 紬のショール展」にて

野々市の「工房shop SAKAI」で企画展「草木染・手織り 河合和子 紬のショール展」が開かれています。10月6日、今日6時までです。 河合さんは「古典をたのしむ」読書会でご一緒していたKさん。 https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2020/05/29/…

「越中八尾 おわら風の盆」に魅せられて

「おわら」踊りには、三通りあるそうで ・豊年踊り・男踊り・女踊り(四季の踊り) 私が「おわら」ファンになったのは、四十年ほど前。とある親睦会で、編み笠を目深にかぶり当時の北陸銀行支店長のⅯさんがさっそうと登場。きりりと美しい、「男踊り」のかっ…

ただ今、筋肉痛です

20日~21日、和倉温泉運動公園テニスコートで開催された「第21回北信越シニアテニスオープン大会」に参加しました。男性23ペア、女性54ペア、地元石川県を中心に、遠くは福岡県、宮城県…全国から150人を超えるテニス愛好者が集いました。 *** どっさりの…

鶴彬~一叩人~澤地久枝さんへとバトンは渡されて

鶴彬のこと、澤地久枝さんのこと、どうしても伝えたくて、今日、の書き出しが、昨日、一昨日、になり…とうとう四日たって、ようやくの報告です。 *** 9月3日(日)、隣町のかほく市高松町で開催された佐高信さんの講演を聴きました。会場の高松産業文化セ…

戦後78年~平和の俳句&『こんにちは 八名信夫です』

昨夜はスーパームーン、雲間から現れるお月さまを眺めました。今日の朝ドラ『らんまん』でも大きな月を見上げる場面がありましたね。今週のサブタイトルは、「オーギョーチ(愛玉子)」。台湾での呼び方から名づけられたという学名だそうですが、 「学名とし…

夏のおはなし会☆『お寺の掲示板』より☆ぶじに香川県へ

~~ 一週間前のことですが、忘れないように書き記しておこうと思います~~ “12日(土)2時~ 「夏のおはなし会・のまりんの紙芝居」です。絵本クラブは、ホント 久しぶりにブラックシアター《赤ずきん》を制作しました。ちょっと気分転換を兼ねて、おいで…

スピちゃんの広がり~猿田佐世さんの講演

「きもちは、言葉をさがしている~「紅茶の時間」とその周辺~」マガジンで連載しているスウさんのエッセー。 第50話の原稿(A3四頁)には、5月にスウさん宅で開かれたスピンオフ上映会のことが書かれていました。 ~*~*~*~ 戦争では基地や武器があ…

「能」をたのしむ

《新聞の投稿に惹かれてリクエスト》https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2023/02/18/164328 寄贈依頼はその後どうなったか不明のまま4月、それとは別に相互貸借で見ることができました。 小川正吾さんの言葉のとおり、ほんとうに美しい本でした。藪…

ご褒美は☆1454ポイント☆

5月22日(月)から28日(日)まで、金沢市城北市民コートで、北國ベテランオープンテニス選手権大会が開かれました。ベテランJOP対象大会ということで、35歳以上の選手が全国から集まりました。 ・・・ネット情報によると「ベテラン大会」とは・・・ *35歳…

酒井弥先生の「科学随想」⑱⑰

おやど商店街のNTT事務所跡を借り受け、1996年から2005年春まで開館していた「小さな図書館」の建物は、今もそのままに残っていて…買い物の行き帰り、車を走らせながら、いつものくせで、空っぽの図書館をちらりたしかめる。 建物横の駐車場入り口には今年も…

「スピンオフ見る会」が広がりますように

4月23日のブログ【一緒に、とめたくて、走りたくて】に書いた《沖縄、再び戦場へ》のスウさん宅で開催されたスピンオフ上映会に私も参加しました。 「フェイク大流行りの昨今だけど、三上さんの映像は現実。戦争を沖縄だけの問題にさせられている、沖縄の人…

綿毛のタンポポの絵てがみ

『ひと言・人・こと』にかつおきんやさんをお迎えして開催した「出会いの夕べ」の記録があります。 ・・・・・ 2003年7月18日(金)夜7:30~図書館がオープンして7周年、しかもオープン記念月間のSpecial「第35回出会いの夕べ」に、この数年意識してきた勝…

磯田道史さんからいただいたもの

秋山ちえ子さん、中谷彰宏さん、高畠純さん、酒井弥さん、そして「出会いの夕べ」のゲストとなった著者の方たち、、、図書館には他にもたくさんの方からのサイン入り寄贈本があります。サイン本は著者がより身近に感じられる“特別な本”です。 *** 『武士…

わくわくするような「図書館だより」です

小さな図書館に関わった頃は、一般的に、図書館は今ほど話題にのぼる施設ではありませんでした。図書館の必要性を感じる人もそれほど多くはありませんでした。ですから、少しでも図書館を知っていただけるよう、図書館PRに努めることは私の大事な仕事のひと…

賢治さんの恋ものがたり

先週の「宮沢賢治を読むつどい」の読書会は大盛況でした。年度初めということもあってか13人が参加、いつもの椅子では足りなくなって補充しました。 *** その日は朗読劇『シグナルとシグナレス』のワークショップでした。 一番列車、電信柱、倉庫、そして…

『ふるさと 鶴来 再発見』の校正のおてつだい

「校正」といえば、「プロフェッショナル」で知った大西寿男さん。出版物を支える重要な人、まさに「縁の下の力もち」。決してその名が表記されることはないけれどなくてはならない存在で、作者、編集者から絶大なる信頼を得ている方と知り、そのお仕事ぶり…

三通の☆お手紙☆より

影山さんからどうしてもと依頼され、お引き受けしたことが二つありました。 講演と校正です。いただいたお手紙を見つけました。 ~ ~ ① ~ ~ ☆平成10年(2004)1月30日のお手紙「先般はいろいろありがとうございました。下道さんの本に対して、日本点字図…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。