小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴマちゃん&ダラちゃん ”チョウ”人気

山崎先生が送ってくださったDVDの一枚は、日本で一番大きいといわれている蝶「オオゴマダラ」の羽化、不思議を見守る人たち。平成12年(2000年)8月21日(月)早朝の感動のビデオをDVDに編集してくださったのでした。 夏休みのある日、昆虫館で手に入れたと…

「山の家~昭和の音と映像の資料館」

山崎久雄先生が送ってくださったDVDは5枚。 昭和20年代の音の再現や、50年前の小学校の音楽祭の記録。10年前に、「山の家~昭和の音と映像の資料館」で『彼女とその機械』を撮影したオランダ人写真家が来訪。その写真集を発刊し世界に配布したという。5年前…

戦後75年・・・希望のうた

津幡町相窪にある「山の家~昭和の音と映像の館~」の主は山崎久雄先生。19年前、「センス・オブ・ワンダー」上映会は、プロ級の技術を持つ先生の全面協力のおかげで実現できた。 …高度成長時代となり、経済大国となった日本は、大量生産、大量販売、大量消…

パリの本屋さん

置かれている本は1万冊。本を通して、人と人とが繋がってほしい、そんな願いがこめられたステキな本屋さん。ミシュランガイドなら五つ星! 常連だったヘミングウェイは小説の中に書いている。 そこはすてきで暖かく 快適な場所だった 本棚が並び ウィンドウ…

ハートネットに感謝!

この『小さな図書館のものがたり』がスタートしたのは、5月11日、3ヵ月の間に、ぽつぽつ書いて、今日はNo.45。旧図書館時代の『ひと言・人・こと』復活が当面の目標なので、私の願いはほぼ叶ったようなもの。それにプラスする形で、言い尽くせなかった思い出…

『センス・オブ・ワンダー』記念の日

この「小さな図書館のものがたり」と並行して、かつての『ひと言・人・こと』の移植・改定作業をこつこつ進めています。今はスマホの時代になってしまって、『ひと言・人・こと』を読んでいただこうと思うと、昔のままでは読みづらいらしいのです。しかも、…

NHK 国防婦人会

スウさんのブログに映像と共にまとめられたサンデーモーニング「風をよむ」、私も録画して観ました。先人たちの声!!本当に見応えがありました。野中広務さん、後藤田正晴さん、中村哲さん、日野原重明さん、野坂昭如さん、筑紫哲也さん、、、 佐高信さんは…

「夏の雲は忘れない」

スウさんのブログに紹介されていますが、読書会「詩をたのしむ」で読んだのはきりりんさんが持ってきてくださった『夏の雲は忘れない ヒロシマ‐ナガサキ1945年』(大月書店/2020/7) あれは、昨年の夏でした。NHKの「視点・論点」で女優の渡辺美佐子さんが…

義風さんの図書館川柳

興津からバスに乗って街に出て、図書館によく立ち寄られた前田義久さん。2001年の北國新聞の「新春文芸」では、90歳でチャレンジされた詩が最優秀作! 《初山河》 「もう九十歳か夜が明けたら鶴のごとくやせた身体のてっぺんに頭があぐらをかいて座っていた…

C.W.ニコルさんのメッセージ

追悼の記事や番組で初めて出逢った人がたくさんいる。そういう素敵な方だったのかと後になって知って、自分のアンテナの感度を残念に思うことがある。例えば、、、忌野清志郎さんもその一人。 しかし、よく知ってると思い込んでいた人、、、作家であり、自然…

沖縄戦を伝える声

今日の北陸中日新聞の考える広場「終戦から75年、3世代の声」に、若者代表で登場していたのは、タレントのりゅうちえるさん。 沖縄では、慰霊の日には給食も戦時中の料理にするなど、心だけでなく体にまで染みるように経験するのに、上京してギャップの大き…

「つかの間のふれあい」

お孫さんと二人連れの時もあった。。。毎日のように図書館に通ってくださったしま子さん、(お仲間につられて、いつの間にか私たちも親しみをこめてそうお呼びしていた)たまにお姿が見えないと、どうなさったのかしらねぇと心配したものだった。川柳協会員の…

初めての国際交流員

一人のアメリカ人女性との出逢い。。。 彼女と出逢っていなかったら、小さな図書館はどんなふうだったろうか。 オープン前の準備が続く、5月のある日でした。町長室をお訪ねした時、町の国際交流について話が及びました。役場に外国人がいることで、職員は日…

私と図書館との出会い

図書館長として働いてみる気はないかと、町から打診を受けたのは12月頃だったか。当時、私は社教センターで日本語講師という仕事に携わっていた。少しずつ仕事に慣れ、面白くなってきた頃だったし、小・中・高校教員の免許はあるけれど、司書資格はないとい…

パーソンズのエプロン

☆栞のデザイン(愛可さん)☆深いグリーンの便利な手作り木製展示架(Wさん)☆華やかなドライフラワー、アートフラワー(Tさん、Yさん)☆朝の開館と夕方の閉館を知らせる素敵なCD(Fさん)☆本の寄贈(ライオンズクラブ) ・・・いろんな方たちが関わってくだ…

コロボックルの物語

NHKの「新日本風土記」は好きな番組の一つです。昨日は「妖怪の国 精霊の森」。人気のアマビエや座敷わらし、、、日本各地に残る妖怪や精霊の目撃談でした。 阿寒湖のほとりのアイヌコタンで民芸品の木彫りを生業としていらっしゃる秋辺日出男さん。40年…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。