小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

図書館の思い出

44年ぶりに出現したもの

大きな窓ガラスを通してやわらかい陽ざしが降り注ぐシグナス2階のロビーでのコンサート。 広い階段を上がるとフリースペースのロビーです。かつての小さな図書館の閲覧室よりも広そうです。階段を上ってきた人たちの座席を次々後方に容易に準備できるいい空…

ユンファさんコンサート&「ごちゃまぜで生きていく」&ロビーコンサートのお知らせ

昨日は、家の周りの草刈りや畑の準備、ふたりで協力し合って作業がはかどりました。夫は耕運機で耕し、私は志願して、初めて草刈り機を扱いました。ずっしり重くて、その後遺症が残りました。 今日は穏やかな暖かい日ですが黄砂の飛来注意が出ています。 何…

『能登が好き』は宝ものです

一ヵ月前でした。自信たっぷりに、それも即座に、「さしあげますよ~」と友人に快諾したその雑誌が消え失せてしまった。家の中にあるのは確かです。特別扱いしてだいじにしまいすぎたのか、地震で散乱した中に混じってしまったのか…なかなか見つけられません…

たかはしべんさんの45周年コンサート

新しいブログを書かない日には、できるだけ本来の目標の『ひと言・人・こと』の改定作業を進めるようにしています。 今、2003年10月の記事をチェック中です。 利用者の方から届いたアケビのこと野田淳子さんのコンサート、犬の置物のこと、秋山ちえ子さんか…

能登より~記者のつぶやき

昨日、新聞の整理をしていてふと目にしたのは北陸中日懇話会の記事(2/10)「能登半島地震を報道する使命」と題する八木編集局長の講演内容である。 「一人一人の声をすくい上げる」姿勢で奮闘している記者、販売店の状況が紹介されていた。 能登版の題字下…

『能登 2015年冬号』特集Ⅱ ~「山下すて短歌抄」

『能登 2015年冬号』の二つ目の特集は《能登永遠(とわ)の歌びと「山下すて短歌抄」》 藤平朝雄さんの詳細な解説があります。抜粋して紹介します。 ……・……・……・…… 昭和61年(1986年)朝日歌壇に初登場したすてさんの歌は、その年だけで入選歌が40首を超え…

一月、友人との別れ

あっという間に過ぎていった一月でした。折りたたんだ日々をどこからどう開けばいいか? やっぱり、相次いでこの世を去ったおふたりを偲びたい。 70歳のJさんとはテニスをしたり、バーベキューや小旅行の思い出。夫婦での長いお付き合いでした。スーパーで…

『気まぐれ通信*仕舞号』より

昨年7月31日のことですが藤平朝雄さんから『気まぐれ通信*仕舞号・98』が届きました。能登空港と共に満20歳、いまが潮時と最終号にされた由。 空港が開港した平成15年から「能登つづれ草」、75号からは「幸せローン返済の旅」と改題して発行、各地…

投稿ミスです!うっかりしました

今、ブログを開いてびっくり。ありえない投稿ミス! ああ、なんということでしょう。昨夜は私、うっかりしていたんですね。 これは2003年9月13日の記事です。 きっと、ご覧になった方も、???と思われたことでしょうね。奇妙に思われたでしょうね。失敗し…

今、『イマジン』を歌いたい

17日の中日新聞社説は【ホロコーストの呪縛】「ホロコーストの痛みを知るはずのイスラエルが、なぜ他の民族の殺戮を繰り返すのか、歴史を振り返りつつ考える」記事でした。 『読む・考える・書く』https://vergil.hateblo.jp/ のブログには『「ホロコースト…

キーワードは…「みんな」

朝から冷え込んで、時おり激しい雨風でしたが今日は、袴田巌さんの『主よ、いつまでですか』(北陸学院大学ヘッセル記念図書館からの貸借本)の返却期限日だったのでどうしても出かけなくてはなりませんでした。 「雨にあわれませんでしたか」マスクの図書館…

めぐり逢えて…

今日は久しぶりに暖かくて、きもちのいいお天気です。洗濯物やら、お布団やら、ベランダいっぱいに干しました。 ***~*** 昨日は曇り空、風もなく、テニス日和でした。10時からはシニア仲間と、お昼の1時間は夫の相手。3時間もテニスをしてさすがに疲…

図書館の名探偵たち(1)

土曜夜のNHK「レギュラー番組への道」はその名も「図書館名探偵の事件簿」小さな図書館の日々がすっぽり重なるような番組でした。 既に8月に放映されたらしいのです。図書館loveの私としたことがうっかりしました。 名探偵よろしくホームズの衣装で登場した…

「子育て講演会」での再会

2週間ほども前のこと、回覧板に白黒のA4チラシが挟まれていました。町の児童センターからの講演案内でした。そこには、なつかしい方のお名前と写真がありました。 ~☆~「子育て講演会」のお知らせ~☆~ 10月14日(土)10:00~11:00(定員:50人程度 参加…

「草木染・手織り 河合和子 紬のショール展」にて

野々市の「工房shop SAKAI」で企画展「草木染・手織り 河合和子 紬のショール展」が開かれています。10月6日、今日6時までです。 河合さんは「古典をたのしむ」読書会でご一緒していたKさん。 https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2020/05/29/…

鶴彬~一叩人~澤地久枝さんへとバトンは渡されて

鶴彬のこと、澤地久枝さんのこと、どうしても伝えたくて、今日、の書き出しが、昨日、一昨日、になり…とうとう四日たって、ようやくの報告です。 *** 9月3日(日)、隣町のかほく市高松町で開催された佐高信さんの講演を聴きました。会場の高松産業文化セ…

戦後78年~平和の俳句&『こんにちは 八名信夫です』

昨夜はスーパームーン、雲間から現れるお月さまを眺めました。今日の朝ドラ『らんまん』でも大きな月を見上げる場面がありましたね。今週のサブタイトルは、「オーギョーチ(愛玉子)」。台湾での呼び方から名づけられたという学名だそうですが、 「学名とし…

おかえりなさい☆

“感謝の気持ちを込めて一球一打、ベストを尽くします”今年もこの言葉がチームの目標でした。 一回戦の相手は、名古屋市立守山東中学校。昨年の全国大会のダブルス個人戦で優勝したかの有名な双子の松本兄弟(三年生)がいる強豪校。 津幡中も健闘したらしい…

夏のおはなし会☆『お寺の掲示板』より☆ぶじに香川県へ

~~ 一週間前のことですが、忘れないように書き記しておこうと思います~~ “12日(土)2時~ 「夏のおはなし会・のまりんの紙芝居」です。絵本クラブは、ホント 久しぶりにブラックシアター《赤ずきん》を制作しました。ちょっと気分転換を兼ねて、おいで…

【美の壺】~心を癒す宿~に和田屋さん

白山市鶴来町の和田屋さんが「美の壺」で紹介されたこと、友人が知らせてくださったおかげです。17日、再放送を見ることができました。いつも好んでチェックしている番組なのに、なんともうっかりしていました。 タイトルは「心を癒す宿」修善寺温泉の老舗旅…

酒井弥先生の「科学随想」⑱⑰

おやど商店街のNTT事務所跡を借り受け、1996年から2005年春まで開館していた「小さな図書館」の建物は、今もそのままに残っていて…買い物の行き帰り、車を走らせながら、いつものくせで、空っぽの図書館をちらりたしかめる。 建物横の駐車場入り口には今年も…

タンポポの綿毛~その2

万太郎さん、今日はいよいよ東大へ。常識にあてはまらない、ひたすら我が道を突き進む魅力もさることながら、毎回の植物マメ知識が面白くて、これまでになくつい朝ドラを見てしまいます。 昨日の「らんまん」にはタンポポが登場してましたね。タンポポの花言…

綿毛のタンポポの絵てがみ

『ひと言・人・こと』にかつおきんやさんをお迎えして開催した「出会いの夕べ」の記録があります。 ・・・・・ 2003年7月18日(金)夜7:30~図書館がオープンして7周年、しかもオープン記念月間のSpecial「第35回出会いの夕べ」に、この数年意識してきた勝…

歴史を語るひと~かつおきんやさん&磯田道史さん 

磯田道史さんの「進言」に後押しされたのでしょうか。程なく協力車から宅急便へと大転換。津幡は金沢のすぐ隣町ですから、それほど影響はありませんでしたが、珠洲市などの遠隔地の図書館はかなり便利になったでしょう。コストの面でも影響があったかもしれ…

磯田道史さんからいただいたもの

秋山ちえ子さん、中谷彰宏さん、高畠純さん、酒井弥さん、そして「出会いの夕べ」のゲストとなった著者の方たち、、、図書館には他にもたくさんの方からのサイン入り寄贈本があります。サイン本は著者がより身近に感じられる“特別な本”です。 *** 『武士…

20年前の講演会の記録です

2003年11月14日の『ひと言・人・こと』より ☆県青少年センター総合研修センターで開催された「東海北陸地区図書館地区別研修」最終日は新潮ドキュメント賞を受けた『武士の家計簿~「加賀藩御算用者」の幕末維新』の著者・磯田道史(いそだ・みちふみ)さん…

わくわくするような「図書館だより」です

小さな図書館に関わった頃は、一般的に、図書館は今ほど話題にのぼる施設ではありませんでした。図書館の必要性を感じる人もそれほど多くはありませんでした。ですから、少しでも図書館を知っていただけるよう、図書館PRに努めることは私の大事な仕事のひと…

希望と喜びの2003年『図書館だより』

20年前に発行した桜色の『図書館だより 2003春/No.19』(平成15年4月発行)、その巻頭に金子みすゞさんの詩を掲げました。 *** 《蜂と神さま》 蜂はお花のなかに、お花はお庭のなかに、お庭は土塀のなかに、土塀は町のなかに、町は日本のなかに、日本は世…

誕生日に図書館へ

別サイトの『ひと言・人・こと』(2001年~2005年)から『小さな図書館のものがたり』への移動、改訂作業は、今、2003年5月まで順調に進んでいます。 今日は嬉しいことがありました。 その後、膝の調子はどうですか?気分が塞いでいませんか?一ヵ月遅れの誕…

『ふるさと 鶴来 再発見』の校正のおてつだい

「校正」といえば、「プロフェッショナル」で知った大西寿男さん。出版物を支える重要な人、まさに「縁の下の力もち」。決してその名が表記されることはないけれどなくてはならない存在で、作者、編集者から絶大なる信頼を得ている方と知り、そのお仕事ぶり…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。