大きな窓ガラスを通して
やわらかい陽ざしが降り注ぐ
シグナス2階のロビーでのコンサート。
広い階段を上がるとフリースペースのロビーです。
かつての小さな図書館の閲覧室よりも広そうです。
階段を上ってきた人たちの座席を次々後方に
容易に準備できるいい空間です。
ピアノ&二重唱の熟女たち
「カンタ・マードレ」の優しい響きが
伸びやかに広がりました。
一曲一曲、眞知子さんの分かりやすい解説で
コンサートは進みました。
メンデルスゾーンの『ゆけ わがそよ風』は
めずらしく女性二重唱の曲だそうです。
はじめて、小学生の女の子たちも出演しました。
「てのひらを太陽に」は三年生のくるみさん
「エーデルワイス」は五年生の結花さん
素直な、澄みきった歌声に大きな拍手。
イベントの挨拶は生涯教育課の井上さん。
小さな図書館の初めての男性職員でした。
一緒に働いたのは最後の4月の一ヵ月だけでしたが。
(*シグナスの設計は五井建築研究所によるもの)
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昨日のすてきなひとときを思い出しながら、俄然やる気を出して、ふたつの探しもの(『母の友』ともう一冊)にとりかかりました。
書棚や押し入れなど思いつくままに探しますが、肝心の本がなかなか見つからない。
ふと、棚に積んであった大学ノートが目に留まりました。
学生時代の講義録です。いい加減、これは始末しなければね。
ところが、その中に
大学ノートを「家計簿」がわりにしたのが一冊混じっていたのです。こんなはずではなかったのですが、ついつい横道にそれて読み始めてしまいました。(このパターンはよくあることですが)
こんなノートが存在していることも、
書いたことさえ記憶にないノート。
日々の出費や献立や
[パパ、ママ、子ども、家族]の行動が
かなり真面目に記載してあります。
末っ子の保育料10,020円。
肺炎になりかかって医者通いをしたこと。
8歳の次女は、8月20日
「スイミングからの帰り、加賀爪交差点にて、青信号の横断歩道で車が接触、背中打撲、擦り傷」…(近くの整形外科へ駈け込んだあの日のこと)
[ハチの巣観察]の記録なんかもありました。
8月2日(4:55ごろ)
ドアのところにハチがいるのを見つけたふたり。
弟は木を削っているように見えた、
姉は巣を作っていると言った。
~5:40
5:45~5:47
5:52~5:54
5:57~5:58
6:01~6:03
↓ お尻を穴の中に突っ込んで卵を産んでいるらしい。
6:06 終わり
しばらく近くにいたが、飛んで行ってもう戻ってこない
翌日、巣をとってみると、山吹色の5㎜の卵が一つ。
つるっときれい。(泥土の巣と卵の絵)
・・・・・
一時間ものあいだ、夕ご飯もそっちのけで
親子で夢中だったみたいですね。
けんかしたこと、外食したこと、テニスのこと、
すっかり忘れていた暮らしを追っていると
おや、おしまいの方にホクギンの封筒。
まさかと思いつつも
念のために透かしてみたら
思いがけないみっけもの。
…なんと…
44年もかくれんぼしていた
新札の聖徳太子が二枚!