小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

漁師と妻とピアノ

先日のETV特集は「漁師と妻とピアノ」

漁師、妻、そしてピアノ

ミステリアスな取り合わせのタイトルに
私はまったく別の内容を想像していました。

冒頭の海のシーンで
大好きな「ラ・カンパネラ」が流れて
これはきっと、
忘れ得ぬ思い出の物語に違いない…

ところが、私の予想は
もののみごとに外れました。

のり漁師の徳永義昭さん、63歳。

フジコ・ヘミングさんの
「ラ・カンパネラ」に感動して
パチンコから足を(指?)洗い
52歳でピアノを始めた徳永さん、

その難曲「ラ・カンパネラ」が弾きたい一心で
一日8時間の猛練習を続けてきたそうです。


ふたりの出会いもほのぼのとして
亡き父を想い号泣する徳永さん
ピアノ講師の奥さまの想いも交錯して
じ~んと胸熱くなりました。


もっと早くお知らせできればよかったのですが
あと10分で再放送が始まります。

JOPの試合で四国くんだりまで出かけた夫は
予定より早く帰ってきます。
感動の物語、夫と一緒に
もう一度みたくて、聴きたくて、
録画予約したところです。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。