小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

一月、友人との別れ

あっという間に過ぎていった一月でした。
折りたたんだ日々をどこからどう開けばいいか?

やっぱり、
相次いでこの世を去ったおふたりを偲びたい。


70歳のJさんとは
テニスをしたり、バーベキューや小旅行の思い出。
夫婦での長いお付き合いでした。
スーパーで買い物中のJさんと
ばったり会って、よく立ち話もしました。
おそらくご本人も、奥さんも、友人たちも
思いもよらなかった突然のお別れ、
あまりに悲しすぎました。

Aさんは76歳、小さな図書館の常連さんでした。
折りにふれ、愉快なお手紙やエールメールを送ってくださった。
近年は自宅で介護生活を過ごしていらっしゃったそうで
地震のときは、奥さんと息子さんで車いすを動かして
車中で一晩明かしたとうかがっていました。
二週間ほどして具合が悪くなり入院して10日後でした。

「雪がどっさり降った真夜中に電話があって…不思議に…道路がきれいに除雪してあって、会えるのに間に合わせるように~」
息子さんと駆けつけるとまもなく、まるで待っていたかのように息をひきとられたそうです。


ご家族思いで、人情味があって、誠実で、
笑顔のすてきなおふたりでした。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。