二週間ばかり前のことです。
北陸中日新聞の「発言」欄に一冊の本の紹介がありました。
このほど刊行されたという
能楽師・藪俊彦さんの写真集『能を楽しむ』
金沢の能楽の発展に寄与し、新たな可能性を追求してきた方の新刊。
制作のお手伝いをされ、藪さんと楽しい時間を過ごされたという小川正吾さんの投稿文に強く心動かされました。
「会報誌を読み進むうちに、弟子を励まし、自身を鼓舞し、能に取り組む藪さんの姿勢を何度も目にしました」
「さまざまな試みとして、能と洋楽のコラボレーション、子ども塾、金沢駅の鼓門や金沢21世紀美術館のオープニングセレモニーでの舞なども掲載しました」
「残念ながら本は一般には流通しませんが、石川県や金沢市の図書館で見ることが可能です」
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ならば、と調べてみると
金沢市は玉川(3冊)2冊は持禁、泉野(2冊)1冊は持禁、海みらい(1冊)
県立図書館に3冊(2冊は禁帯、C書庫/「書庫とりよせ」ボタンで申請し、カウンターで受け取る。1冊は「割当」…予約資料が確保され、図書館に取り置かれているらしい)
金沢は「空から謡が降ってくる」と言われていますが
津幡町にも「能」をたしなまれる方たちがかなりいらっしゃいますし、
門外漢の私も、ぜひ、その本に出会いたいという思いが高まりました。
図書館の蔵書になれば、多くの方が手に取ることが可能です。
こんな時こそ、図書館の出番ですね。
さっそく寄贈の依頼を町の図書館にお願いしてきました。
情報を伝えることは利用者としてできること。
小さな図書館の頃、いろいろな方から
貴重な情報が寄せられたこと思い出します。
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ブログからちょっと離れて過ごしました。
毎日毎日、これでもかというふうに
世界で、国内で、次々に
すっきりしないことばかり。
このもやもやをどうすることもできなくて
《ひと言・人・こと》の作業もはかどらなくて
録画したDVDを観て過ごしていたところ…衝撃を受けました。
それも、広島市の。
金沢には「NPO法人はだしのゲンをひろめる会」があります。
https://hadashinogen.jp/action/meltuse-ji-2.html
ロシア語版が完成したお祝いの会には
スウさんに連れられて出かけました。
会のロゴマークは麦と虹がモチーフ。
緑色の麦、カラフルな虹、そしてその上をひたすら走るゲンの影。
「この影は皆さんに重なります。「ひろめる会」のメンバー、翻訳に関わった方々、そして『はだしのゲン』を読み、心打たれ、ゲンに共感する一人ひとりです。」製作された、かるべめぐみさんの言葉です。
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14日はフィンランドでは「友だちの日」です。
郵便受けにそっと入っていたのは
スウさんの『いのみら通信』(No.116/2023.2.14)
全国駆け回って、憲法のおはなし出前をしているスウさんから
あんぽ3文書、原発再稼働、統一教会の問題や
お薦め本の紹介等など、びっしり「手描き」の通信です。
一部40円、10号分送料込みで1500円。
Tel&Fax 076-288-6093(水野スウ)