コロナ自粛で外出をひかえていた折、かつおきんや先生の本を読むと知って、
6月28日、「金沢子どもの本研究会」に参加した。
9月11日はそれ以来の金沢だった。ソーシャルディスタンスを充分に、と緊張して出かけたけれど、電車、バス、映画館内も、ガラガラの状態だった。
シネモンドで上映されていた「マルモイ」と「パブリック公共図書館の奇跡」
どっちもすっごいよかった〜〜!とスウさん(水野スウさんと呼ぶと他人行儀なので)
からメールをもらって。「図書館」の方は残念ながら行けなかったけれど、
「マルモイ」の最終日に間に合った。
韓国映画「マルモイ」は「ことばあつめ」大作戦!
日本が朝鮮を支配していた1940年代、消えゆく運命にあった朝鮮語を守ろう、
国を護ろうと、地方の方言をも収集し、命がけで辞書を作ろうとした人々の物語。
日本の強制支配を受けながらも、知恵をしぼり、心寄せあい、明るく生きる人々。
読み書きすらできなかった男がハングルを学んだことで、一冊の本を読み始める。
1人の10歩より、10人の1歩…『朝鮮語辞典』誕生の裏には感動の歴史があった。
スウさんの紅茶のブログそのままに、私も、涙、、、涙、、、
韓国の俳優さんたち(子役の女の子、男の子も!)のなんと魅力的なこと。
理不尽な支配者側として、もうしわけなさで胸いっぱいになるけれど、 この映画をみることができてほんとによかったと思う。
スウさん、教えてくれてありがとう。
シネモンドさん、上映してくださってほんとうにありがとう。
多くの人に見てもらえるように、NHKでもぜひ放映してほしいと願う。