一ヵ月前でした。自信たっぷりに、それも即座に、「さしあげますよ~」と友人に快諾したその雑誌が消え失せてしまった。家の中にあるのは確かです。特別扱いしてだいじにしまいすぎたのか、地震で散乱した中に混じってしまったのか…なかなか見つけられません。その雑誌のことがひっかかっていて、、、このことだけではないのだけれど、心がもやもや状態です。
こんなときには『ひと言・人・こと』の改訂作業。
私のひそやかなる心の安定剤です。
ちいさな図書館の記録を復元するのは、
私の役割!とばかり
今でも、かなり気負っていますが、
同時に、記録を辿ることが
私の元気の源にもなっているんだな~って
この頃、つくづく思います。
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2003年10月19日のブログでは
思わぬ発見もありました。
それは、
能登の暮らしと文化を見つめる情報誌
『能登が好き』のこと。
もしや貸出中かも?と
再読すべく、資料検索すると
なんと、、、
所蔵データゼロの不思議な表示に衝撃。
どういうこと?
紛失?
これにはすっかり気落ちしてしまいましたが、どうしても腑に落ちなくて(寄贈本ゆえの申しわけなさもあって)図書館に出かけて、ちょうど居合わせたベテランスタッフに確認したところ、書庫に眠っていた二冊を探し出してくれました。
データが表示されない理由は謎ですが
ともかくも、
無事に保管されていて安堵しました。
ページ数50頁、500円也。
『ひと言・人・こと』の記録あればこその
再会となりました。
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創刊号の編集後記で、10名ほどのボランティアメンバーを中心に、能登への熱い想いを結集して出版できたことをあらためて知りました。
「能登に暮らしながら、能登についてどれだけ話すことができるだろうか、能登のことをもっと知りたい、学びたいと思ったことが始まりでした」
それを具体的な記事にしたのが【特集】の
第2号の編集後記には、「一回きりの本だという感じで、創刊号とさえ名付けませんでした。今回もコレで最後かもと・・・。なにしろ、全てが能登に暮らしている人々の気持ちだけで支えられている本ですから」
「二三味珈琲」船小屋ショップの葉子さん、
イタリアンジェラードの柴野大造さん、
若かりし日の模索する姿が取材されています。
細川律子さんの「私の好きな能登」は自筆です。
1977年から5年間の能登の自然の中での子育てのこと。
あ、「5百年続いている松波飴」
その横井商店を取材したのは
珠洲の川端ゆかりさん!
2009年の春、「新月いわし洞通信」(2007.11/発行)をいだいたことがある。既に図書館の仕事を離れていたのに、図書館づくりについて話してほしいと依頼され、運転未熟ながら珠洲まで出かけたこともあった。
その川端さんとあの川端さんが
今頃になって結びついた。
22年を経ての出会いなおし。。。
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県内図書館では、県が創刊号のみ
七尾市は、Vol.2のみ、志賀町は二冊とも所蔵。
七尾市以外は「禁帯資料」です。
ネット検索でHPを見つけました。
↓↓
http://www.notonote.tank.jp/suki/vol2/matunami-ame.htm
能登に生きる