小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

お宝が消えた!

5月の連休はステイホームウィーク、断捨離めざして家の中の不用のあれこれを始末した!と友人から聞きました。

テニスLove!の夫は、テニスもできず、これまた生きがいとなっているジュニアテニステニス教室が活動停止で、朝の散歩や畑仕事に精を出してなんとか体力温存に努めつつ、そのあり余るエネルギーで!家じゅうのあちこちを片づけ始めました。

数十年の間にどんどんたまって、気になりながらもお互い時間がなくて、見ないふりしていた物たちを思いっきり処分しています。おかげで、家の内外がずいぶんすっきりしてきました。

ところが張り切りすぎて!秘かにだいじにしていた『公民館報』、もしやとはっと気づいたときには既に遅し。捨てないで!とも、大事なもの!とも書かないで、うっかりその辺に置いてあった1996年から9年間の108冊!

友人からは、そんなもの、読みもしないで捨てる人が多いよ、よくもまあ、とっておいたもんだ~と半ば呆れられましたが、その印刷物には、毎月、図書館スタッフと練り上げた図書館情報の厳選の一ページがあるのです。

5月4日は夫の断捨離が始まった日、そしてあっけなく私のお宝が消え去った日!
意気消沈の私に、大丈夫!図書館へ行けばあるからと夫は慰めてくれるのですが。

おおいに懲りて、私は年代物のたいせつな宝ものをかき集め、はっきりと目印をつけ始めました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。