小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

「みかん」の図書館

「~今朝何気なくテレビを見ていたところ、
NHKで「ショートストーリーズ」という番組をやっていました。
加賀山代温泉の中に「おんせん図書館みかん」という
コミュニティースペースがあるそうです。ご存じでしたか?
ひとり一棚、オーナーになってお気に入りの自分の本を
置けるとのこと。すごく行ってみたいと思った次第です。
遠いけど…。
高校生の時、友人と一緒に、「食器の○○」地下の
ひとり一棚オーナーの手作りショップを借りて
たのしんでいたことを思い出しました。
暖かくしてよいクリスマスをお迎えくださいね♪~」

* * *

若い友人からもらったクリスマスメール♪は
私の携帯の中で年が明けてもなおぽかぽかあったかい。

昨日、そのNHK「ショートストーリーズ」
「#31 図書館から生まれるモノガタリ」の再放送があった。
人と人が出会い、年齢を超えてつながる、たのしい私設図書館の話。


《おんせん図書館みかん》の「みかん」は
「未完成」の「未完(みかん)」


あなたが参加して完成させていく・・・
一冊の本から、地域の素敵な交流が広がっていく。
親しみを感じる名、新鮮な発想!


完全自主運営型の《みかん》は、
「公」でもなく、「私」でもない、「共」のとりくみの、
「借りれる、買える、読める」図書館。
登録料は300円、利用期間、寄贈本、本棚のサイズ、
ルールや特典、一日図書館長、こたつメンバーズなど、
HPを開くと、若い人たちのセンスが眩しい。

そこはたしかに行ってみたくなるような

不思議な図書館だった。
ちょっと遠いけれど…。


☆再放送があるそうです。
 1/28(金) BS1 午前0:35~1:00(木曜深夜)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。