小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

冬期五輪~りくりゅうペアに涙して

真央ちゃん、結弦くんの時代が終わってから
フィギュアスケートへの興味を失っていたけれど
「りくりゅう」こと、三浦璃来・木原龍一ペアが
スケートの新たな魅力を教えてくれた。


「りくりゅう」ペアのフリーの録画を
飽きることなく繰り返し見ている。


流れるような美しい4分30秒・・・
解説者は「宇宙一」だと絶賛した。


君のために/お互いのためにすべろう


やりぬいて、男泣きする33歳がいて
やりぬいて、まるで母親のような24歳がいる


感動のドラマに思わず涙する
たぶん…
日本中の多くの人たちが…


***

NHKをはじめ、民放、新聞も、
連日、五輪の話題が大きく占めている。


テレビをつければ五輪なので
炬燵で暖まりながら、私も
クロカン、ジャンプ、モーグル、スノボ…
雪の中の競技をおおいに楽しんでいる


だが、はたと思い至った。
衆院選の投開票が行われたのは8日だった。

投票率は戦後5番目の低さ、
真冬の2月の選挙戦は、1990年以来36年ぶり、
その時も自民党の圧勝だったという。


不可解な季節での選挙だったが
五輪という大イベントに合わせて
周到に綿密に仕組まれたものではないか

政治のことがわからない私だが
そう思えてきた


***


井上ひさしさんの戯曲『夢の裂け目』の
劇中歌「フツー人行進曲」を思い出します。

 

あたしらはみんな
豆腐が好きで
鰹節かけてくう フツー人

あたしらはみんな
刺身が好きで
ワサビ醤油でいただく ただの人


政治のことなどはわからない
その日が楽しけりゃそれでいい


あたしらの夢は
つつましい夢
家内安全 無病息災 極楽往生
つつましいフツー人

…(略)

 

日本人の戦争責任をテーマにした戯曲です。
井上さんのまなざしは、あたたかく、深い。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。