真央ちゃん、結弦くんの時代が終わってから
フィギュアスケートへの興味を失っていたけれど
「りくりゅう」こと、三浦璃来・木原龍一ペアが
スケートの新たな魅力を教えてくれた。
「りくりゅう」ペアのフリーの録画を
飽きることなく繰り返し見ている。
流れるような美しい4分30秒・・・
解説者は「宇宙一」だと絶賛した。
君のために/お互いのためにすべろう
やりぬいて、男泣きする33歳がいて
やりぬいて、まるで母親のような24歳がいる
感動のドラマに思わず涙する
たぶん…
日本中の多くの人たちが…
***
NHKをはじめ、民放、新聞も、
連日、五輪の話題が大きく占めている。
テレビをつければ五輪なので
炬燵で暖まりながら、私も
クロカン、ジャンプ、モーグル、スノボ…
雪の中の競技をおおいに楽しんでいる
だが、はたと思い至った。
衆院選の投開票が行われたのは8日だった。
投票率は戦後5番目の低さ、
真冬の2月の選挙戦は、1990年以来36年ぶり、
その時も自民党の圧勝だったという。
不可解な季節での選挙だったが
五輪という大イベントに合わせて
周到に綿密に仕組まれたものではないか
政治のことがわからない私だが
そう思えてきた
***
井上ひさしさんの戯曲『夢の裂け目』の
劇中歌「フツー人行進曲」を思い出します。
あたしらはみんな
豆腐が好きで
鰹節かけてくう フツー人
あたしらはみんな
刺身が好きで
ワサビ醤油でいただく ただの人
政治のことなどはわからない
その日が楽しけりゃそれでいい
あたしらの夢は
つつましい夢
家内安全 無病息災 極楽往生
つつましいフツー人
…(略)
日本人の戦争責任をテーマにした戯曲です。
井上さんのまなざしは、あたたかく、深い。