小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

「わくワーク体験」最終日&加賀市立図書館へ&紙芝居入門の夜のこと

5/10(金)「わくワーク体験」最終日。窓ガラス拭き、草むしり、図書館バッグ準備、絵本のへやの壁面飾り(魚のテーマで折り紙)、そしてお薦めの一冊紹介文、勿論カウンターでの貸出し・返却も・・・今日も盛りだくさんのメニューでした。外からは見えない図書館の仕事、少しでも理解してもらえたでしょうか。
☆午後、大急ぎで加賀市立図書館まで。平成3年に建設され、11名の館員で運営されている図書館です。移動図書館の現状、書庫の様子、学習室やAVコーナーなど、西出館長さんが丁寧に案内、説明してくださいました。今、計画されている津幡の図書館はどんな風になっていくのでしょう。町の人たちのそれぞれの思いが、少しでも反映された形でできあがっていってほしいと心から願わずにはおれません。
(プロポーザル方式で、五井建築設計研究所の提案が採用されています。)
☆7時半~紙芝居入門「のま・ひょうしぎ in 津幡」は参加者23名。
野間先生は新作『こうちゃんのじどうしゃ』、昭和55年の愉快な『ぐるぐる』の紙芝居。鈴木さん『ぬすびととこひつじ』、北川さん『いたずらきつね』、木村さん『注文の多い料理店』、北本さん『きつねのクリーニングやとまほうのマント』、北川(母)さん『あかずきんちゃん』、そして最後はアンドリュー、お母さんの創作紙芝居『スカーレットの演奏』初披露でした。
どの紙芝居も演じる人の個性があふれ、ひきこまれ、あっという間の1時間半です。
4人の子どもたちにつられ、大人も一緒になって大笑いしました。間のとり方、調子の緩急、抜き方など、紙芝居名人「のまりん」のひと言アドバイスも楽しい!
そうそう、野間先生の家の庭の金木犀メジロが巣を作って、生まれたヒナがおととい巣立ってしまって・・・それで、空き巣/カラ巣???と小噺も。宇ノ気町、金沢からも、ホントにようこそ。来月もどうぞ!

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。