小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

初めてのブックトーク&第4回「のま・ひょうしぎの会」にお客さま

3/8(金)南中学校での初めての「ブックトーク」は大成功!でした。中学生を相手に不安いっぱいだった絵本クラブのみなさん(館員も勿論)でしたが、準備も念入り、これまでの経験も充分生かして、しっかり本を届けてくれました。熱心に耳を傾ける生徒たちを見ていると、「本離れ」なんて誰が作った言葉でしょうと思ってしまいます。廊下ですれ違う中学生たち、ひとりひとりの爽やかな「こんにちは!」も私たちの気持ちを随分軽くしてくれたことも確かです。
☆第4回目となった「のま・ひょうしぎの会in津幡」参加者12名。今夜も、楽しい紙芝居に出逢いました。野間先生の『きつねのごんたろう』(1988年)『ありのぼうけん』(1990年)から始まって、北川智子さんの『アンパンマンとぽんぽんじま』、鈴木晶子さんは『しあわせの王子』、北本弘子さんは『なぞなぞむこどん』。包装紙で作った幕紙の効果的な使い方も習いました。恥ずかしさを乗り越えて、思いっきり演じているいさぎよさに、感動し、笑い転げ、思わず拍手してしまいます。野間先生の小噺も爆笑もの!そして、今日一番の感動は、横浜から遥々来られた鈴木さんのお母さん(73歳)が参加されていたこと、娘さんの紙芝居を初めてご覧になって、ハラハラドキドキしていたんですって。お母さんへ、なんて素敵な!贈り物でしょう。小さな図書館の小さな集いの中で、今夜もあったかい出会いがありました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。