小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

賢治の『貝の火』&井上小「図書館探検」&津幡小団体貸出し

6/6(木)開館と同時に、井上小二年生の生活科の授業で「津幡町探検」!
池田さん、宇波さん、杉田さんの図書館大好き3人組と付き添いお母さんの宇波さん。ゆっくり、しっかり、図書館探検。
☆10時半からは「読書会~宮沢賢治を読むつどい~」。
今日の作品は『貝の火』です。主人公のうさぎのホモイと両親、動物たち・・・ナレーター、参加者がそれぞれの役割を担って読み進めていきます。賢治の博学的知識に驚嘆しながら、深い思想に感動しながら。主人公の名「ホモイ」はエスペラント語のHomojによったのではないか、「貝の火」はオパールの遊色作用をみごとに描写している・・・など、『新・宮沢賢治語彙辞典』(原子朗著)に詳述されています。(館内資料です)
☆午後からは、津幡小の二年生、五年生たちが次々と。先生と一緒に、楽しそうに、クラス用の本を選んでいきました。
★「蛍の夕べ」の申込みが早くも定員を超えました。急ぎ、定員40名の中型車の手配をしました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。