小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

読書会に初参加&学級文庫用の50冊&林俊介さんの講演会

10/3(木)10時半~読書会「宮沢賢治を読むつどい」は、『めくらぶだうと虹』、『気のいい火山弾』。細川律子さんが摘んでこられた「めくらぶどう(野ぶどう)」も飾って、配役を決めて朗読会。たまたま掲示してあった「センス・オブ・ワンダー」ポスターの写真に興味をもたれたご様子のNさんにも声をかけ、お誘いしました。女性ばかり!としり込みされたNさんでしたが、初参加して、こんな活動があることを初めて知ったと感心したり驚いたり!~いつからでも、その時だけでも参加できる読書会です。今日は10人で。

☆午後の時間、津幡小5年生、関谷先生と学級文庫用の図書を選びにやってきた!一ヶ月に一回、先生と一緒に、約50冊の本を、ワイワイ、嬉しそうに借りていくのです。

☆4時~津幡高校1年生の職場体験の打ち合わせ。本が大好きな4人です。

☆夜、林俊介さん(雑誌『金澤』編集発行人)の講演会に金沢まで。数年前から気になっていた方でしたが、①別の興味あるイベントと重なっている②会場の場所を充分把握していない③連れがいない・・・等、選択を変更させようとする材料が次々生じて、行こうか行くまいか心迷わせる。が、人との出会いは一期一会!と決心。親切なコンビニの若者店員さんのお陰で、調べて、探して、走って駆けて、ようやく辿り着きました。妻を突然亡くした夫の真情を熱く激しく綴った『スマイル』は話題の本、その著者の林さんは、これまでの生き方や人生に対する考え方を、実に率直に淡々と語られた。外面からは、常に戦っているような、過激すぎるような、自分勝手なような、強がっているような・・・しかし、「男、女の区別なく、真面目な人が好きだ」という林さんは、純粋に真面目な方なのだと感じました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。