小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

「センス・オブ・ワンダー」のモビールが揺れる

2/2(日)「心身障害施設ひまわり教室」へ通っている「しんちゃん」、いつもはベビーカーなのに「あれっ?」・・・図書館正面の障害者用駐車場への通路の除雪がしてなくて入れず、抱っこしてきたとか。ごめんね、ほんとにうっかりしてた!と、紳太郎くんを抱っこして、入口の天井から下がっている「センス・オブ・ワンダー」のモビールをふうっと吹く。モビールがふわっと揺れて、「しんちゃん」の目が輝いた。嬉しそうに手を伸ばそうとする。2年近くも揺れているモビールだけど、ベビーカーの「しんちゃん」に気をとられていて、今までお母さんは気づかなかったそうです。

ふうっ・・・ゆらり・・・ふうっ・・・ゆらり・・・しんちゃんのお姉ちゃんが、「うちへ帰ったら、モビールつくってあげよう」ってつぶやいた。失敗は成功のもと、災い転じて福となる・・・と、都合の良いことわざをあてはめました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。