小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

そろって講習会受講&酒井博士から「科学随想⑰」原稿

2/21(金)休館    

☆2月1日にオープンしたばかり、広大な田園地帯に建設されたゆったりと落ち着いた雰囲気の立派な福井県立図書館を会場に、「図書館司書の専門性」と題して、大串夏身先生(昭和女子大)の講演がありました。図書館員としての意識、姿勢や技術面も含めた質的向上の必要性…は、常に自分自身も含め、館員たちにも求めていることなので、非常に納得できました。「常に地域に向かって図書館を発信し続けることが地域社会を活性化させ、社会全体を育てていく…」と、信じている小さな図書館です。

福井県での研修の機会を利用して、昨年11月、12月に遠路私たちの図書館を視察された清水町立図書館(午前中)、松岡町立図書館(研修後)を今度は逆に見学させていただいた。清水町立図書館司書さんの松原和子さんが案をたててくださって、欲張りハード計画をハート連携してくださった。程よい広さ(津幡とは比べものにならない広さ)の二つの図書館、温かい雰囲気、何より館長さんや図書館員の皆さんの誠実な取りくみが心地よくて、時間さえ許せば、もっとゆっくり見学したかった私たちでした。

☆小さな図書館に届いていたのは!酒井弥(さかい・みつる)センセイからの『科学随想』の次回原稿です。〈皆んながそれぞれちがって価値がある〉と題して最近の「ゆとり教育」の意義と、「悪しき平等主義」、「科学者の個性」について述べていらっしゃいます。(いつもの励ましのひと言も添えてくださって…)

 

 



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