小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

「子ども読書フォーラム」で出逢った人たち

2/22(土)休館    

☆県立図書館で開催された「子ども読書フォーラム」に出かけました。「人との出会い、本との出合いー楽しい時間の過ごし方」をテーマに児童文学者のかつおきんやさんがコーディネーターとなった語り合い。実は、同感しながらも真実告白のあまりの強さに圧倒された井上路望さんの『十七歳』でしたが、今日、家族や視覚障害の先生を語るご本人からは、心地よい率直さ、素直さ、芯の確かさが感じられました。今も自分を支えてくれているという言葉について語った俳優の竹本孝之さん、人との出会いの中で文庫を育て、「宮沢賢治」にめぐり合っていった細川律子さんは賢治の詩「永訣の朝」を朗読。肝心の中高生は少なくて、ゲストの皆さんにとって予想外の展開となったのかもしれませんが、年齢を超えた好企画となったことは間違いないでしょう。

 



旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。