小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

「わく・ワーク」で初コーティング&《詩をたのしむ》は「朝がくると」~「ぼくを探しに」

5/8(木)☆「わく・ワーク」2日目。新聞、返却、バッグクリーニング、新刊チェックと「帯」貼り、最後に貸出し(選んだ本を自分のカードで)・・・と、さまざまな作業を一通り体験してもらいました。コーティング作業では、男の子たちには無理かもしれないと見学を予定していましたが、右手を痛めギブスをしている木田くんもやりたいと言い出した。えっ?もしかして!・・・そこで初めて、利き手は左だったことが判明。西沢くんの手先の器用さ!!にも、目をみはりました。勝手な思い込みを大いに反省することになりました。初コーティングの記念の一冊!を手に4人揃ってハイ、ポーズ。

☆《詩をたのしむ》は2ヵ月ぶり。水野スウさんが「いのみら通信 No74』を持ってきてくださった。「時を競わない」根っこの生き方メーッセージ、インターネットが軽く飛び交う時代に、スウさん手書きのずっしり重い通信です。

さて最初の詩は、まど・みちおさんの「朝がくると」。まどさんがこの詩で言いたいことは?と考える。サムエル・ウルマンの「青春」~青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたをいう。…年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる~。「わく・ワーク」の中学生4人も途中から加わって「ぼくを探しに」を順に読みあいました。

そうそう、今日はステキなとび入りのお客さま、相沢まり子さんとお母さん。展示のためお借りした祐閑寺名月椿の水彩画を取りに来てくださった。みんなでもう一度「椿」の絵を鑑賞しました。旧知の間柄の相沢さんとスウさん、偶然の再会でした。(5/21~5/26 画廊プラザ樹にて相沢まり子小品展のお知らせも)

☆明日は紙芝居入門「のまひょうしぎin津幡」、どなたでも。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。