小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

お風呂でヘウレーカ!

日常の中にある「なぜ?」の不思議の解き明かしが面白かった。

録画しては観ていた又吉直樹さんの《ヘウレーカ!》が3月で終了してしまった。又吉さんらしい発言も魅力的だった。「ヘウレーカ」は古代ギリシャ語で「わかった」「発見した」の意。アルキメデスが浴場で「原理」を発見して、「ヘウレーカ!」と叫びながら裸のまま駆けだしたんだとか。

数日前、めでたく後期高齢者のなかま入りをした。
3つ違いの夫の老いを追体験している。膝やら腰やらあちこちぎくしゃくするのも、常にヨイショのかけ声が必要なことも、忘れモノが増えていくのも、何から何まで身近にいる「お手本」どおり。温泉やお風呂であったまるのが最良の健康法で、心身共にリラックスできる。朝湯のたのしみも覚えた。

ゆぶねに浸かっていると、ヘウレーカ風にふっと名案(?)が思い浮かぶこともある。
ぴったりの言葉を探しあてるのは、むずしくて、たのしい。。。

【眠るとき『ま・く・ら』】は、
【眠れない『ま・く・ら』】にした方がよかったな。

【《魔法の鍋帽子》ファンぷろじぇくと☆】は、
【魔法の帽子をつくろう!】とか~

【ボランティア型のリクエスト】は、
【ボランティア型リクエストのおすすめ】がよかったかな~

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24年前、小さな図書館オープンの翌年に開設した「みんなのへや」は、シンプルでわかりやすいネーミングだったと思う。《おはなし会や読書会、グループ研修などにどうぞ》の部屋(11.4㎡)。「絵本のじかん」から始まって、昔ばなし、手話、読書会、作業室や会議室、応接室…さまざまな出逢いが生まれているそのへやに、国際交流員のアンドリューさんが《Welcome room》とみごとに英訳してくれた。

現在は《Everybody’s room》と表記されている新しい「みんなのへや」は、コロナ対策で、昨年からクローズ状態が続いている。

☆「みんなのへや」については、『ひと言・人・こと』(2002.5.24)にも記載。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。