小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

今を、胸に刻みたい

ジュニアのテニスの試合のため、今日も、夫(80歳のコーチです)は早朝から能登まで出かけました。夫が食べられそうな(三日前から歯の具合がよくないのです)夕食の下ごしらえも完了。ちょっとニュースでも、とテレビの前にすわると…

 

ひとりの青年が山道を歩いている。
大声で歌いながら。


♪流れる季節の真ん中に
ふと日々の長さを感じます
せわしく過ぎる日々の中に
私とあなたで夢を描く

3月の風に想いをのせて
桜のつぼみは春へとつづきます…♪

 

「辛いことが90%以上だったけれど残りの10%が補って余ってあふれるほどに幸せに満ち足りていた。それと同時にとても残念なことに、既に前半部の感動は早くも薄れはじめてしまっている。あのときの感情をあのまま閉じ込めておくことはどうしてもできないらしい。どれだけ写真を撮ってもどれだけ言葉をつむいでも表現し切れないこの貴重な時間を可能な限り胸に刻みたい。次第に薄れゆく儚いものだからこそ価値があるのだろう。今まさに僕はかけがえのない瞬間を生きている。きっと明日には忘れてしまうだろうけれど、今はそれすらも愛しい」

新鋭登山家・野村良太(27)さんです。
きもちをこんな風にぴったりの言葉で表現できるなんてすごい方です。

たった8分の【白銀の大縦走~北海道分水嶺ルート670キロ】
偶然に、一部分でも見られてラッキーと喜んでいたら、
その後続いて【北海道道「白銀の大縦走を語る」】です。
しっかり録画予約したところへ、夫が疲れて帰宅しました。 

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。